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『おいグズ、金貸せよ』
『貸せってお前どうせ返さねーじゃん笑』
『ばーか、いつか返すって、いつかな』
『うわぁ悪っ笑』
なんの反省もない。
悪い事をしたという自覚もない。
だからこそ、ハルは彼らが怖かったのかな？
自分を虐めていることが、なんてことないありふれた日常になっていたんだから。
この場を逃げ出したいという衝動に駆られているのにどうやっても体はピクリとも動かない。
その時、誰かの叫ぶ声が聞こえた。
MG「やーー！何してんだ！その子から離れろ！」
MH「叫ぶなミンギュ！君、大丈夫？」
『は？何だこいつら？』
『今の何語？つかこいつの知り合い？』
『んなもん知らねーよ』
MG「何で暴力振るうの？！この子が君に何したっていうの？！」
『は？何言ってるかわかんねーよ！おい、行くぞ！』
『ちょ！待てって！』
逃げていなくなった途端に息が吸えるようになった。
「はっ、はぁ、はぁー、」
MH「大丈夫？立てる？」
「は、はい･･･」
MG「蹴られてたよね？怪我は無い？」
「だ、大丈夫です･･･あの、SEVENTEENのミンギュさんとTHE 8さん、ですよね」
MG「へ？いや、あの、違っ、くはなくて･･･」
MH「ミンギュ諦めろ、後ろ見てみろよ」
MG「え？げっ、ウォヌヒョン！」
WN「お前ら、何でここにいるんだよ」
SG「僕とボノニもいますよ。ヒョン、さては僕らの後、ついてきましたね？」
MG「ギクッ！！」
どうやらスングァン達の後を、2人は隠れてついてきていたようだ。
何をやってるんだと呆れてしまうけど、おかげで助かった。
･･･でも、なんて情けない所を見られてしまったんだろう。
あんなところ見られたくなかったな。
VN「ハル？顔色悪いけど大丈夫？なんかあった？」
「い、いえ･･･その･･･」
WN「･･･とりあえず場所移動しようか？」
「はい･･･」
お昼ご飯の予約をしたお店に向かった。
後ろを見るとミンギュとミョンホもついてきている。
･･･人数変更できるかな？
なんて、さっきまでの体の震えなんてなかったかのように、僕の頭の中は冷静になっていた。
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月未(プロフ) - ruru_chandayo00さん» コメントありがとうございます！全然更新してなくて申し訳ないです(／. _.＼)ゆっくりとではありますが続きを書いていますので、アップするまでもう少々お待ちくださいʕ ◦`꒳´◦ʔ (7月17日 10時) (
レス) id: c1de91fe05 (このIDを非表示/違反報告)
ruru_chandayo00(プロフ) - 素敵すぎます！！更新楽しみにしてます！ (7月13日 22時) (レス) @page8 id: 9f9b345cea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月未
| 作成日時：2023年4月17日 6時
