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送り状を僕が代わりに書き、次にウォヌの希望していたお店へと向かった。
着いたところで僕は向かいにある店に用があるからと3人とは別れ、別行動をすることに。
ヨンジュニヒョンに頼まれたものを買わなきゃね。
「あ、あった！」
お目当てのものはすぐ見つかり、3人の所へと戻るとどうやらもう会計をしたら終わりのようだった。
店内が狭いこともあり、外でそのまま待つことに。
「この後お昼ご飯を食べに行って、それから･･･うわっ！、痛っ、」
お店の場所を確認するために携帯電話を覗き込んでいると横から強い衝撃を受け、その場に倒れてしまった。
一体なんだと顔を上げた瞬間、冷や汗と鳥肌がたった。
「あ、え、あぁ、、」
上手く息ができない。
吸うことも吐くことも出来ず、それでも空気を取り込もうと口だけがパクパクを動いていた。
『おいグズ、久しぶりじゃん』
『何？こいつ知り合い？』
『おう、こいつのせいで高校の推薦取り消されたんだよ』
『あーお前が言ってた死にかけ君？』
『そうだよ、死ぬふりなんかしやがって』
誰？
知らない。
僕はこんな奴知らない。
でも、この体は覚えてる。
殴られた時の痛みを。
死ねとはやし立てられた時の悲しみを。
そして、逃げた自分の弱さを。
･
･
･
『おいグズ、ちょっとばかし金貸してくんね？俺今金欠なんだよ』
『え、いや、僕もお金なんて･･･痛っ、』
『殴られたくなきゃさっさと出せよ』
『･･････』
何度お金を取られただろう。どうせすぐに出したって殴るくせにね。
『なんだこれ、グズのくせにいいもん持ってんじゃん』
『返してよ！』
『あ”？てめぇ調子乗んなよ』
『ゔっ、うぅ』
誕生日プレゼントに買って貰った万年筆は目の前で折られ、ついでに背中に蹴りまで入れられた。
『ほーら飛び降りろよ』
『･･････』
『早くしろよグズ』
『･･････』
あの時、君は笑っていたね。僕が窓から本当に飛び降りるなんて思いもせずに。
･
･
･
あぁ、僕が、ハルが死のうとしたのはこいつのせいか。
思い返してみれば、僕は虐められていたはずなのにその時の記憶が曖昧で覚えていることもどこか他人事のように感じていた。
まぁ実際は他人なんだからそれが当然なのかもしれないけど･･･。
震える身体とは裏腹に頭の中は意外と冷静だった。
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月未(プロフ) - ruru_chandayo00さん» コメントありがとうございます！全然更新してなくて申し訳ないです(／. _.＼)ゆっくりとではありますが続きを書いていますので、アップするまでもう少々お待ちくださいʕ ◦`꒳´◦ʔ (7月17日 10時) (
レス) id: c1de91fe05 (このIDを非表示/違反報告)
ruru_chandayo00(プロフ) - 素敵すぎます！！更新楽しみにしてます！ (7月13日 22時) (レス) @page8 id: 9f9b345cea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月未
| 作成日時：2023年4月17日 6時
