僕と彼ら久々のお出かけ ページ21
「ふぅ、大丈夫かな?この服変じゃないかな?・・・あ、嘘だろ」
独り言を言いつつ、周りを見渡すとこちらに向かって手を振るスングァンが見えた。
やめて、バレたらどうするんだよーー!
慌てて近づき挨拶をするとニコニコした笑顔で僕に挨拶を返してくれた。
SG「ごめんね無理言って」
「いえ、大丈夫です・・・あの、バーノンさんが・・・大丈夫ですか?」
SG「なかなか朝起きなくてね、時間ギリギリで叩き起してきたからまだ半分寝てるんだ。気にしないで」
「そう、ですか・・・」
おそらく彼はまだ寝ている。うん、絶対に寝ている。
「じゃあ行きますか・・・えっと、皆さんが行きたいって言ってたところは調べておきましたので」
SG「ありがとう!!ハルが案内してくれて本当に助かったよ」
WN「せっかく日本に帰ってきたのに俺らに付き合わせて悪いね」
「いえ、暇してたので」
SG「そうなの?友達と会ったりするから忙しかったんじゃない?」
「あぁ、いえ、本当に暇してました・・・」
VN「・・・ハル?」
「あ、おはようございますバーノンさん」
VN「???」
SG「寝ぼけるな!僕が朝叩き起こして着替えさせてここまで連れてきたんだ!今ハルと合流したとこ!」
VN「あ〜、!」
一瞬で理解したのは凄いと思う。うん、凄い凄い。
突っ込む気力はないぞ僕は。
お喋りなスングァンと無口な2人を連れてお店へ向かう。
ファンにバレやしないかとヒヤヒヤするのは僕だけで3人は全く気にしていない。
これが有名アイドルの余裕か・・・なんか複雑な気分。
僕の中にはまだ幼いあの子たちがいて、それなのに目の前にいる彼らはとても立派になっているから変な感じだ。
「最初はここです。スングァンさんが行きたいと言っていたお店ですね」
SG「うわぁありがとう!僕だけじゃきっとたどり着かなかったよ!」
「喜んでもらえて良かったです」
僕の手を取り嬉しそうに笑うスングァン。
やっぱり可愛いなスングァンは。
その次に向かったのはバーノンが行きたがっていたお店。
ここではバーノンが悩みに悩んで大量に買い物をしていた。
SG「それ、持って帰れないから事務所に送ってね」
VN「うん、・・・ねぇこれ代わりに書いてくれない?」
「わかりました!スングァンさんとウォヌさんのはどうしますか?一緒に送ります?」
WN「一緒でいいよ」
SG「僕はダメ!このまま持って帰る!」
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月未(プロフ) - ruru_chandayo00さん» コメントありがとうございます!全然更新してなくて申し訳ないです(/. _.\)ゆっくりとではありますが続きを書いていますので、アップするまでもう少々お待ちくださいʕ ◦`꒳´◦ʔ (7月17日 10時) (レス) id: c1de91fe05 (このIDを非表示/違反報告)
ruru_chandayo00(プロフ) - 素敵すぎます!!更新楽しみにしてます! (7月13日 22時) (レス) @page8 id: 9f9b345cea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月未 | 作成日時:2023年4月17日 6時