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ねぇヒョン、本当はね、僕は夜食を食べたいわけじゃないんだ。
ただ、ヒョンが僕を甘やかしてくれることが嬉しくて幸せなんだ。
ヒョンを独り占めする為、なんて言ったらヒョンは怒るかな？
･･･ううん、きっとヒョンは困った顔して”仕方ないな”って笑うよね。
だってヒョンはそういう人だもん。
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･
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｢スングァンさん？あの、大丈夫ですか？｣
｢ん？あれ、なんだっけ？｣
「連絡先、交換しようって･･･」
「あぁそうだったね！じゃあこれが僕の番号！後でまた連絡するね」
「はい」
ヒョンの事を思い出してしまってちょっとぼーっとしてしまった。
心配そうに僕を見るハルは、本当にヒョンに似ていた。
飛行場に着いてからは僕たちが先に飛行機を降りることになり”じゃあね”と手を振るとハルは微笑みながら控えめに手を振ってくれた。
そんな僕らに気づいたのかバーノンもハルに手を振る。
一瞬きょとんっとした後、また微笑んでバーノンに手を振っているハル。
しれっとウォヌヒョンも手を振っていたのに僕は気づいていたよ。
何？ヒョンも知り合ったの？そんなの聞いてないんだけど。
飛行機を降りて荷物を引き取る時、バーノンとウォヌヒョンにハルと何を話していたんだと詰め寄られた。
「別に、なんだっていいじゃないですか･･･」
WN「お前さ、連絡先交換してなかった？」
VN「そうなの？なんで？」
「なんでって･･･それは･･･」
VN「なんで？」
「うぅ、」
まさかここまでバーノンに詰め寄られるなんて･･･お前、どんだけハルを気に入ってるんだよ。
初めての経験にちょっとジェラシーを感じる。
VN「スングァナ」
「あぁもう、わかった言うよ！日本で1日だけ休みの日あるだろ？その日に一緒に買い物に行く約束したの！そのために連絡先も交換したんだよ」
WN「ふぅーん。じゃあ時間決まったら教えろよ」
「なんでですか？」
WN「俺も行くから」
「は？ウォヌヒョン行くの？！」
WN「行くけど？」
「･･･わかりましたよ。ハルにはウォヌヒョンも行くって伝えときます」
VN「俺も行くからね」
「え？お前も？！」
VN「うんよろしく」
はぁ、仕方ないか･･･。
独り占めはできそうもないと僕は落胆した。
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月未(プロフ) - ruru_chandayo00さん» コメントありがとうございます！全然更新してなくて申し訳ないです(／. _.＼)ゆっくりとではありますが続きを書いていますので、アップするまでもう少々お待ちくださいʕ ◦`꒳´◦ʔ (7月17日 10時) (
レス) id: c1de91fe05 (このIDを非表示/違反報告)
ruru_chandayo00(プロフ) - 素敵すぎます！！更新楽しみにしてます！ (7月13日 22時) (レス) @page8 id: 9f9b345cea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月未
| 作成日時：2023年4月17日 6時
