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イベント当日、周りに人がいないのを確認してソランに声をかけた。
思ったより緊張もしていないし大丈夫そうだな。
「･･･つかさ、お前メンバーの皆さんに何喋ってんの？」
「あ、俺もう行かないと」
人が来たのを横目に見てそばを離れる。
決してソランが睨んできたから逃げたわけじゃない。
イベントが始まり、終わりが近づくと俺たちBTSの出番。
ステージに立ち観客席を見たあと、少しだけ視線をずらしソランを見る。
ん？どこを見ている？
その視線を辿るとSEVENTEENがいる場所を見ていた。
･･･なぁソラン。
お前は本当はどうしたいんだ？
ソランが死んだ後、俺はソランが死んだ理由を知りたいと思った。
俺のせいで死んだかもしれない･･･それでも、いや、だからこそ俺は知るべきなんだ。
そう思ってセジンと共に死の真相を調べた。
けれど未だに何一つわかっちゃいない。
そんな時にお前が俺の目の前に現れた。
なぜかお前は自分の死について何も覚えていなくて、知ろうともしない。
だからだろうか、俺は迷ってしまった。
もうこのまま何も知らないまま過ごしてもいいんじゃないかって。
だってそうだろ？
今、目の前にお前がいる。
それだけで俺はこんなにも満たされているんだ。
死の真相を知って、それが俺のせいだってわかったらお前はまた俺の前からいなくなってしまうかもしれない。
それどころか幻滅されて恨まれて･･･そうなったら俺はもう耐えられなくなる。
そんな気がするんだ。
今が永遠に続けばいいなんて夢物語を願いたくなるほど、俺はお前を大切に思っている。
俺のおかげでデビューしたなんて、そんな風に言われるようなお前じゃない。
ナムジュンは今のお前に力がないなんて言うけど、実力なんてすぐに追い付いてくるに決まってる。
歯がゆいけれど、少しだけソランと距離を置こう。
それでデビューしたら、そしたら今度こそ俺たちはみんなに認められような親友になろう。
頑張れよソラン。
頑張れよハル。
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月未(プロフ) - ruru_chandayo00さん» コメントありがとうございます！全然更新してなくて申し訳ないです(／. _.＼)ゆっくりとではありますが続きを書いていますので、アップするまでもう少々お待ちくださいʕ ◦`꒳´◦ʔ (7月17日 10時) (
レス) id: c1de91fe05 (このIDを非表示/違反報告)
ruru_chandayo00(プロフ) - 素敵すぎます！！更新楽しみにしてます！ (7月13日 22時) (レス) @page8 id: 9f9b345cea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月未
| 作成日時：2023年4月17日 6時
