セブチの双子は自由人 8 (ページ46)

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エスクプス

俺はハルを不安にさせてたのか･･･。

はぁー、と小さく溜息をつくとハルが俺の目の前に移動して抱きしめてきた。

HR「大丈夫だよ、オッパは何も心配しないで。帰ってきてくれるの待ってるから」

SC「ハル･･･」

HR「大丈夫、大丈夫だからね」

SC「あぁ、ありがとう」

優しく背中を撫でて、ぽんぽんと叩かれると何だかむず痒くなる。

俺の方が年上なのに、俺の方がこうやってしてやらないといけないはずなのに･･･。

約束は必ず守るから、だからもう少しだけ待っていてくれ。

･･･と、何だか良い雰囲気になっているところ悪いがこの体勢どうにかならないか？

こいつシャツしか着てないんだぞ？

下は履いてないんだぞ？

抱きしめられて下を向けばハルの真っ白な足が見えてかなりやばい。

だってほら、俺も男だから。

こんな所メンバーに見られてみろ、死よりも恐ろしい事が待っているはずだ。

「な、なぁ･･･」

HR「ん？」

「そろそろ離れてくれないか？さすがにちょっとこれは･･･な？」

HR「え？あ、」

やっと自分の姿を思い出したのか速攻で布団に潜り込んだ。

ハルの服が乾くまであと1時間はかかるだろう、それまで俺の理性よ頼むから持ってくれ。