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とりあえず濡れた服をどうにかしなければと、ハルに自分のシャツを渡すエスクプス。
都合のいい事にハルは元々エスクプスの部屋に来る予定だった。
だからハルの服が乾燥機で乾くまでの間、部屋から出なければいいのだ。
ハルから預かった服をダッシュで乾燥機にかけるエスクプス。
あとは何とかして同部屋のウォヌを部屋に入れないようにしなければと･･･と考えていた。
HR「ねぇオッパ、もう少し丈の長いやつない？」
SC「どうやって部屋に入らせないようにしようか･･･そうだ、コンビニ行って飲み物買ってくるように頼むか！」
HR「ねぇ聞いてる？この服の丈じゃ短いんだけど！」
SC「後は、お菓子とかパンとかも頼んで･･･カフェでコーヒー買ってきてもらうのもありか？！」
HR「･･･ねぇ！ねぇ！！ねぇってば！！！」
SC「うるさ･･･お前なんて格好してんだ？！」
お尻がギリギリ隠れる程の丈しかないシャツ。
びしょびしょに濡れたズボンは既にエスクプスが乾燥機へと投げ込んだ為、履くものがない。
と、そこにウォヌが忘れ物を取りに来たと部屋へと戻ってきてしまった。
WN「あれ？ヒョンもうシャワー浴びたんですか？」
SC「お、おう！！」
WN「まだ使うって言ってたじゃないですか･･･ったく、俺携帯向こうの宿舎に置いてきたしもう向こうでシャワー浴びますから」
SC「そうか！それは悪いことしたな！！」
WN「･･･っていうか寝るなら髪の毛ちゃんと乾かした方がいいっすよ」
SC「え？あ、うん、そうする。ありがとな！」
ハルを今度はベッドへと押し込んでいたエスクプス。
でもなぜか自分も入っています。
上半身裸で下はタオルのまま･･･。
どう見ても･･･やばい。
本当にバレたらやばい。
冷や汗だらっだらのエスクプス。
ウォヌが去った後、慌てて布団を捲るととめちゃくちゃ顔を真っ赤にしたハルが。
HR「信じらんない･･･こんな格好で･･･ベッドに入れるなんて･･･」
SC「ご、ごめん･･･」
布団の中でハルをぎゅーぎゅーに抱きしめていたエスクプス。
硬い胸板に押し付けられたハルは恥ずかしくて死にそうです。
でも、逃げれません。
何せシャツ1枚しか羽織ってないのだから。
服の乾燥が終わるまでこの部屋から出ることはできないのだ･･･。
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作者名：月未
| 作成日時：2020年6月21日 8時
