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THE8
無事にハルが見つかって、スンチョリヒョンとジョンハニヒョンにめちゃくちゃ叱られるハル。
けれどハルを見失ったヒョン達はシュアヒョンや他のヒョン達に叱られている。
･･･疲れた。
結局何も買えなかったし。
お昼ご飯をどうするか話し合いになり、皆ハルを探し回ったせいで凄くお腹も空いていて、肉が食べたいとか、日本っぽいものが食べたいとか意見は色々。
お店を見て回っても、皆が食べれてもハルが好んで食べそうな物が見つからない。
ハルは何でもいいよと笑っているけど、そこは僕が断固拒否。
1人だけ我慢するのはダメだと思うから。
WZ「もうここでよくね？」
JS「おー寿司！いいね！」
「お寿司ならハルも食べれますね！」
HR「うん！」
入ったお店では、なぜか日本人のハルが1番テンションが上がっている。
HR「ねぇ！お寿司が回ってるよ！あっフルーツも！ジュースも！コーヒーまで！！･･･ここ何屋さん？」
JH「はしゃぐな！こら！皿は戻すな！1度取ったら戻しちゃダメなんだぞ！」
「ヒョン、よく知ってますね」
JS「ふふっ、ジョンハンね日本の勉強とか言って色んな動画見てるんだよ〜」
楽しそうなハルとジョンハニヒョンを見て、シュアヒョンは笑っている。
隣の席ではウジヒョンが寿司を食べる食べる。
WZ「おい、その寿司くれ」
WN「･･･よく食うな」
SC「見てるだけで腹いっぱいになりそうだ･･･あっルーレットが回ったぞ！」
HR「当たったらちょーだい！！」
WN「･･･いつの間にここに来た？」
5皿食べると１回ルーレットが回り、当たるとキーホルダーが貰えるらしく、スタッフ達のいる席も含めてどこかでルーレットが回るとハルはいつの間にかそこに立っている。
HR「わーい、いっぱい貰った〜」
「良かったね」
HR「うん！ハオにも1個あげるね」
「え･･･あ、うん。ありがとう」
可愛いとはしゃぐハルには悪いけど僕はあんまりこういうのは好きじゃない。
けれど、同じ物をハルが持っていると思うとそれも嬉しいかもしれない。
ハルの首にぶら下げた携帯ストラップに付けられたキーホルダー達。
「･･･重い」と文句は言いつつも外そうとはしないから余程嬉しかったんだろう。
それにしても凄く不思議なんだけど、日本に住んでいたはずのハルの方が僕達よりも街ブラを楽しんでいて、見るもの全てが新鮮で興味を引くようだった。
次に行く国でもまたハルと出かけられるといいな。
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作者名：月未
| 作成日時：2020年6月21日 8時
