セブチの双子は自由人 5 (ページ7)

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とある日のサイン会ページ7

今日はSEVENTEENのサイン会。

その前室では熾烈な争いが行われていた。

「「「アンネミョンチンダ、カウィバウィボ！」」」

あるものは勝ち、雄叫びをあげる。

あるものは負け、咽び泣く。

と、そこまではないものの大騒ぎはしております。

AK「皆んな馬鹿じゃねーの･･･」

争いに参加していないアキは呆れていた。

理由はひとつ。

このじゃんけんがハルの隣をゲットするためのものだからだ。

普段ハルは1番最後の位置にいて、それは年齢順で並ぼうがチーム事に並ぼうが常なのだ。

そしてその隣はアキ。

これは決定事項であり、覆ることの無いはずのものだったのだが･･･

SC「たまにはジャンケンで席を決めようぜ！」

なーんてリーダーが言ったものだから、目の色が変わるのは仕方の無いことなのだ。

HR「楽しそうだね～」

AK「あれ何のジャンケンか知って言ってる？」

HR「さぁ？負けたら飲み物でも奢るのかな？」

AK「お前が阿呆で良かったと心から思うよ」

HR「突然の罵倒？！」

心の内なんて何も知らないハルは皆んなが遊んでいるのだと思っていた。

そんなハルにまたもや呆れるアキ。

HS「ハル、今日はよろしくな！」

HR「あれ？オッパ？何で？私ここに座るの？」

AK「今日はこれで行くらしいぞ」

HR「そうなんだ。珍しいね～」

本日の勝者はどうやらホシのようです。

こうしてハルがなんの疑問も持つことなく、サイン会はスタートしたのであった。