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アキ
「ただいま〜」と元気よく宿舎に帰ってきたハルに「おかえり」とハグをする。
ついでに後ろにいるジュニヒョンに中指を立ててやった。
もちろんハルには見えないようにだ。
うちの子を拉致しやがってこの変態盗撮野郎め！
「ミョンホ！俺との約束守ってくれたよな？」
MH「約束？･･･あー、あれか」
「こいつと2人っきりにしてないよな？！そうだよな？！」
JN「こいつとはなんだこいつとは！！僕はヒョンだぞ〜！」
「うるせぇー！ミョンホどうなんだ？！」
MH「･･･2人っきりにはしてない」
「そうか、苦労かけて悪かったな」
苦労を労い肩でも揉んでやるかとミョンホに近づくと後ろでおかしな会話が聞こてえきた。
JN「んっとね〜これはハルとご飯を食べた時の写真でしょ〜これがホテルに着いた時、で！これが！ハルと！一緒に！寝た時の！写真！！！いいでしょ〜♪」
は？
ハルと一緒に寝た？
「おいこらミョンホ、どういう事･･･あれ？ミョンホ？！どこ行った？！」
HR「ミョンホなら散歩してくるって外に行ったよ〜」
「んな？！いつの間に？！」
HR「ねぇねぇお土産買ってきたから一緒に見ようよ〜」
「んな事はどうでもいいんだよ！ジュニヒョンと寝たってどういう事だ？？無理矢理か？無理矢理だろ？！」
HR「これがパンダ柄のクッキーで、これがパンダの形したチョコで〜」
「聞けよ！俺の話を聞けよ！！」
HR「あっこれね、すっごい美味しいらしいよ！アキ絶対好きだと思って買ったんだ〜」
「ありがとう、でもまずは俺の話を･･･」
HR「向こうの宿舎にお土産渡しに行かないと！ちょっと行ってくるね〜」
頼むから俺の話を聞けよこの馬鹿！！
ハルに問いただすのを諦め、ジュニヒョンに事情を聞こうとすると既にいなくなっていた。
「どこいったあの変態盗撮野郎？！誰かー！俺に説明プリーーーーーーズ！！」
宿舎の廊下で声高々に叫んだ俺の声。
ただただ虚しく響くだけだった･･･。
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作者名：月未
| 作成日時：2020年1月8日 20時
