・ ページ2
WZ「髪が傷んでる」
HR「そう?」
WZ「金やるから美容室行け」
HR「はーい」
髪に執着しまくりのウジ。
一日に1度は触れたいハルの髪。
曲の構想を捻り出すのに「ハルが必要だ」と声高らかに宣言した時は皆んなに睨まれました。
HS「ハル・・・あの・・・えーっと」
HR「何?」
HS「俺とダンスの練習しに行かない?」
HR「いいよ〜」
HS「よっしゃ!!」
元気印のホシはいつもと違い、もじもじして恥ずかしそうにハルを誘います。
OKを貰えたらガッツポーズして喜ぶのです。
デートでも何でもないただの練習なのにね。
VN「・・・・・・」
HR「・・・・・・」
VN「・・・・・・」
HR「・・・・・・」
一緒にいれれば言葉なんていらないぜ。
ハルと2人でボーッと座っているバーノンはただそれだけで幸せそうです。
こんな風にハルに近づくメンバーの中、ジョシュアとミンハオは・・・
AK「・・・2人はいいの?」
MH「何が?」
AK「いや、ハルのとこに行かなくていいのかな〜って」
JS「いいんだよ」
AK「皆んなにハルを取られるよ?」
MH「取り返すからいいよ」
JS「そうそう。ここが1番いい場所なんだよ」
AK「ここが???」
少しお眠なハルは「アキ〜」と名前を呼びながらフラフラと向かってくる。
アキといる所にハルが必ず戻ってくる事を2人は知っていた。
JS「リハーサルまで寝たら?」
HR「うん、寝る〜」
MH「肩貸すから」
HR「ハオありがと〜」
ハルがウトウトしたのを確認するとアキに向かってしっしと手を振る。
ジョシュアとミンハオの間に座っていたはずのアキはいつの間にか端に追いやられてしまった。
ハルの頭はミンハオの肩に、ジョシュアはハルの膝をポンッポンッとリズム良く叩き寝かしつける。
ぐっすりと眠るハルを愛おしそうに見つめる2人。
AK「俺の場所が・・・まぁいいけど」
何だか納得のいかないアキ。
でも我慢我慢。
世間知らずの常識知らず、そんな子に育てた事を後悔したアキはハルが普通の女の子になる事を願い身を引くのだった。
さて、ここからはハルに近づくため、好かれるためにあれやこれやとアピールするメンバー達のお話しをしていこうじゃないか。
乞うご期待!
260人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:月未 | 作成日時:2020年1月8日 20時