tori_meさんリクエスト 1 ページ9
RM
今日はコンサートツアー2日目。
昨日は大成功だったから今日はもっと成功させてやるぞと気合いも十分で望んだ。
そして今コンサートも終盤を迎えた頃、俺はとてつもなく面倒くさいものを見てしまった。
Li「ぐぅ〜♡ハグしよーー・・・え?」
いつもの様にソランがジョングクへ抱きつこうとすると、ジョングクがするりとそれを交わした。
Li「んも〜恥ずかしがり屋さんなんだから〜♡」
諦めの悪い男は嫌われるぞ。
なんて思っていたら、本当にジョングクにうざがられたらしく何度も逃げられるソラン。
追いかけるソランと逃げ回るジョングク。
顔は笑っているが、その実本気で追いかけ回すソランと本気で逃げるジョングク。
きっと見ているARMY達は微笑ましい光景だと思っているだろう。
なぜならソランがジョングクを掴もうとして、するりと避けられた瞬間は歓声があがるからだ。
けどな、見ているこっちはそれどころじゃないんだよ。
皆も知っている通りうちのソランは馬鹿だ。
そりゃもう信じられないくらい馬鹿だ。
あっ、馬鹿だ馬鹿だと言っても勉強が出来ないわけではない。
その辺はしっかり出来るし、何なら学生時代成績はトップクラスだった。
つまり俺の言う馬鹿というのは勉強ではなく・・・まぁいいや。
とにかく馬鹿なんだ。
でもな、それと同じかもしくはそれ以上に馬鹿なのがジョングクなんだ。
ちなみにジョングクは勉強も出来ない。
学生時代は本当に苦労させられた。
どれだけ俺が説明しても理解してくれなくて・・・と、そんな話は置いておいて。
ジョングクはな、ソランに対しては学習能力がないというかなんというか。
部屋に忍び込まれるのが嫌なら鍵をかけて寝ろと言っているのにかけ忘れる。
結果、朝からソランをどつき回す事になる。
何度言っても同じ事を繰り返すジョングクに呆れたこともある。
そして今回もそうだ。
逃げ回り過ぎるとソランが面倒臭い奴になる事はわかっているはずなのに逃げ回る。
いや、わかっていないから逃げてるのか?
逃げるのを楽しんでいるのか本気で嫌なのか・・・
Li「・・・。」
あー、ソランの頬が膨らみ始めたぞ。
Li「・・・う"ぅ〜。」
あー、ソランがこっちを向いたぞ。
Li「・・・うわぁ〜〜ん!!」
あー、面倒臭い事が始まるぞ。
とりあえず俺は、隣にいたジニヒョンの肩をポンっと叩いておいた。
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Hi-no.(プロフ) - お疲れ様でしたー!何回か読んでしまいますㅋㅋ (2022年3月16日 21時) (レス) @page26 id: 9c02e8783d (このIDを非表示/違反報告)
きき - おつかれさまでした (2019年8月4日 22時) (レス) id: 6d08ff6d5c (このIDを非表示/違反報告)
ばんぶぅ(プロフ) - お疲れ様でした!今までもこれからも大好きです! (2019年7月31日 7時) (レス) id: 36999221f4 (このIDを非表示/違反報告)
ジンニムと爺 - ました。更新、お疲れ様でした。尊敬します、大好きです。これからも応援していきます!!!!!! (2019年7月30日 15時) (レス) id: 3731e8afa4 (このIDを非表示/違反報告)
ジンニムと爺 - 長くなってしまい、申し訳ありません。自分も妄想小説を書いている身として、月末さんの小説に対しての姿勢が勉強になります。ハイテンションボーイは私的に「伝説の作品」だと思います。大袈裟じゃあ、ありません!この「伝説の作品」を作っていただきありがとうござい (2019年7月30日 15時) (レス) id: 3731e8afa4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月未 | 作成日時:2019年7月17日 16時