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JIN
声を上げ、泣き叫ぶソラン。
あー、神様お願いですから、この子からもう家族を奪わないでください。
無駄な祈り。
そうわかっていても祈るしかなかった。
ソランの手首を手当する。
僕が見つけたのが早かったのか、それともソランの手元が震えていたせいか、傷は思っていたよりも浅い。
「こんな馬鹿なことしちゃダメだよ。」
ぽたぽたと僕の涙がソランの手に落ちる。
こんな時こそ、ソランを元気づけなきゃ。
けれど僕にはそれができなかった。
今のこの子になんと声をかければいいんだろう。
Li「ヒョン、俺、兄さんに何かあったら･･･」
"何かあったら･･･"
その言葉の続きを僕は聞きたくなかった。
だからまたソランの手を引きベッドへと連れて行く。
ベッドに押し込み、今度はソランがどこかへ行かないように手を握った。
「信じよう。お兄さんは大丈夫だって。」
Li「･･･。」
ユンギ達が帰って来た頃、ソランがようやく寝息をたて始めた。
JK「ヒョン、ソランヒョンは？」
「今寝てる。悪いけどソランのそばにいてくれないか？僕はみんなと話があるから。お前には後で話すよ。」
JK「･･･わかりました。」
ソランをジョングクに任せて、僕はユンギ達にソランのお兄さんの事を話した。
そして、ソランが手首を切って死のうもした事も。
RM「まじかよ･･･」
JH「明日、日本に連れていけませんか？！」
JM「でも、誰かが一緒に行かないと！あいつ1人にしたらまた･･･」
V「ねぇ何とかならないの？」
何とかと言われても･･･
明日は大きな音楽祭があって、そこに僕らは招待されている。
誰かが一緒にとなると、正直スタッフじゃ心配だ。
でもメンバー2人が抜けるとなると、それはそれで問題がある。
SG「ジニヒョン、明日ソランと一緒に日本に行ってください。こっちは俺達で何とかします。」
「え？そういう訳にはいかないだろ？！」
SG「じゃあこのままにしておけるんですか？！お兄さんは唯一のあいつの血の繋がった家族ですよ？！」
そんなのわかってる。
わかってるよ･･･
結局答えが出ないまま朝を迎えてしまった。
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星印のメロンパン(プロフ) - リクエスト、叶えてくれてありがとうございました!!!すごく面白かったです！連載見始めた時からシュガとユンギの絡みがみたくて…笑大大大満足です!!!!!! (2019年7月14日 0時) (
レス) id: aadfe2c72b (このIDを非表示/違反報告)
レオン(プロフ) - 月未さん» ！！！私の方こそすみません、、、変な気を使わせてしまいましたね（汗）では、また今度受け付けている時にお願いさせていただきます^^* (2019年7月13日 20時) (レス) id: 6d991553f1 (このIDを非表示/違反報告)
月未(プロフ) - レオンさん» ごめんなさい、もうリクエストはやっていないんです。せっかくコメントいただいたのにすいません。 (2019年7月13日 20時) (レス) id: 79c4467898 (このIDを非表示/違反報告)
レオン(プロフ) - リクいいですか？いつも行動には移さないものの、ソランに構ってもらっているうじに嫉妬するホシ。そのホシに気づいてホシのことをお気に入りにする主くんが見たいです笑ご検討の程宜しくお願い致します^^* (2019年7月13日 20時) (レス) id: 6d991553f1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - ありがとうございました！推しが仲良くしてて、すごかったです！ありがとうございました！ (2019年7月13日 16時) (レス) id: fed9021c8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月未
| 作成日時：2019年6月17日 19時
