防弾のハイテンションボーイ 5

裏目 ページ2

SUGA


この前ジニヒョンにこう言われた。


JN「最近ソランへの言葉遣いが悪すぎない？少しくらい優しい言葉かけてあげてもいいんじゃない？」


･･･そんなに悪いか？


他のメンバーに聞いてみると、みんな苦笑いしてくる。


Li「ヒョーン！一緒に寝てもいい？？ありがとう！寝るね！」


「まだ答えてないだろバカ！ダメ。消え･･･」


JN「ユンギ！」


あっ。


「･･･今日はダメだ。作業部屋に行くから。」


Li「そっかぁ。わかった〜じゃあジニヒョンで我慢する！」


確かに少しきつく言い過ぎかもしれないな。


しばらく気をつけてみるか。


Li「ユンギヒョン、ユンギヒョン、ユンギヒョン、ユンギヒョン！」


SG「うる･･･どうしたソラン？」


Li「･･･いや、遊んで欲しいなーって。」


我慢だ我慢。


Li「ヒョン、寝ちゃやだ〜。」


SG「てめぇ･･･ソラン、重いからどいてくれないか？」


Li「･･･はい。」


我慢だ我慢。


そんな我慢を1週間ほど続けると、ジニヒョンにこう言われた。


JN「ユンギも大人になったね〜ヒョンは嬉しいよ。」


涙を拭くふりまでして、うざいったらありゃしない。


Li「あ、あの･･･ユンギヒョン、今話しかけてもいい？」


「あ"？･･･いいけど、どうした？」


最近、ソランの様子がおかしいんだよな。


なんか俺に話しかける時にビクビクするっていうか、顔色を伺ってるというか･･･


Li「あの･･･その･･･俺、ヒョンになんかした？」


「はぁ？！」


Li「ごめんなさい！なんかわかんないけど、謝るから〜もう勘弁してください！！」


なんでこいつは俺に謝るんだ？？


「なんで謝るんだ？お前は俺に何かしたのか？！」


Li「した記憶ないけど、最近のヒョン変だし･･･てか気持ち悪い。」


「はぁー？！お前に優しくしようって頑張って我慢してるのに！！ふざけんじゃねぇぞ！」


この1週間、どれだけ文句を我慢したか。


「ぶっ飛ばすぞこのヤロー！二度とお前に優しくしないからな！！」


めちゃくちゃ文句言うと、ソランが驚いている顔をしている。


やばい･･･言い過ぎたか？


Li「ヒョーン♡それでこそ俺のヒョンだ！！もー大好き♡♡」


･･･なぜこうなった。


俺が罵倒する度に喜んで抱きついてくるこの男。


そしてまたジニヒョンにこう言われるんだ。


JN「ねぇユンギ、最近ソランに･･･」


あんたの話しも二度と聞かないからな！！

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