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ソラン


口の中から血の味が消えない。


外を見れば薄暗くなっていた。


俺、いつまでここにいるの?


もしかして、ずっと?


『ソラン、何か食べて?お願い・・・』


「・・・。」


お腹は空くけど、何もいらない。


「何が幸せかなんて、他人にはわかんないよ。でも、少なくとも俺はあいつらと一緒じゃないとダメなんだ・・・」


『・・・。』


少しは俺の気持ちわかってくれたらいいな・・・


ピンポーン


チャイムが鳴って、居留守を使おうとしていたけど、しつこく何度も鳴らされてイライラしながら部屋を出ていった。


大声で叫べばって思ったけど、ガッツリ口にガムテープ貼っていきやがった。


手にも貼られて身動き出来ない。


これのどこが愛してんだよ?


ユンギヒョンでさえここまでやらないぞ!


『ちょっ、なんなんですか?!やめて!!』


JK「ヒョン!ソランヒョン!いるんですよね?!」


JN「ソラン!!」


ジョングクとジニヒョンの声がする。


上手く動かない体でじたばたしていると、部屋に皆が入って来た。


JN「・・・ソラン!」


SG「大丈夫か?!」


JH「ぎゃーーー、何この部屋?!気持ち悪い!」


RM「うわっ、ソランだらけじゃないか・・・やっぱりサセンか?」


心配してくれるジニヒョンとユンギヒョンに比べてクサズは・・・はぁー、まぁいいけど。


JM「ソラン!!大丈夫?心配したよ・・・」


ジミナ・・・お前は優しいな。


V「ん?何言ってんの?あっ、ガムテープ剥がしてあげるね!」


フガフガ言ってるとテヒョンが手を伸ばしてくる。


・・・待って、テヒョンは嫌だ!!


「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!優しく剥がせよな!!このボケ!」


優しいジミンに剥がして欲しかったな・・・


テヒョン思いっきりやるんだもん、口が痛いよ。


JK「・・・ヒョン、ソランヒョン、よかった・・・無事でよかったぁ!」


抱きついてくるジョングクは泣いていた。


「心配かけてごめんね。」


周りを見れば皆、泣いているかほっとした顔をしていた。


JN「ソラン、痛いところはない?」


「色々・・・でももう平気!」


皆がいてくれるなら、痛みなんかどうでもよくなるんだ。


ジニヒョンが抱きしめてくれた。


ユンギヒョンもホソクもナムジュンも、ジミン、テヒョン、ジョングクも。


みんながそばに居てくれる事がこんなに幸せなんだ。


やっぱり俺はこいつらと一緒じゃなきゃ・・・

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月未(プロフ) - さやさん» ごめんなさい、今はリクエストをお受けしてなくて・・・また再開した時にリクエストをお願いしてもいいですか?せっかくリクエストいただいたのにすいません。 (2019年4月3日 15時) (レス) id: 79c4467898 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - リクエストさせていただきます!そらんが変な薬をのんで子供になった?!とゆうことをつくってほしいです!(語彙力なくてすみません。) (2019年4月3日 4時) (レス) id: 7eea8a95da (このIDを非表示/違反報告)
ゆる(プロフ) - ありがとうございました!これからも楽しみに読みます! (2019年3月26日 21時) (レス) id: 99c551705d (このIDを非表示/違反報告)
くふ(プロフ) - 更新頑張ってください! とても面白くて何度も読み返します!応援してます! (2019年3月26日 17時) (レス) id: a0c9b9060f (このIDを非表示/違反報告)
小春(プロフ) - リクエストのお話を書いてくださりありがとうございました! (2019年3月25日 17時) (レス) id: bc5dc3272a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月未 | 作成日時:2019年3月18日 15時

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