防弾のハイテンションボーイ 5

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RM


未だにソランからの連絡はない。


なぜだ？


こんな事今までなかったのに･･･


やっぱり事故か何かにあったのか？


"サセンに誘拐されたとか？"


昨日、テヒョンが言っていた言葉が頭をよぎる･･･


まさか本当に誘拐？


いやいや、あいつが何の抵抗もなしに誘拐なんかされるか？


でも、スタッフの中にサセンがいるとしたら？


JK「･･･ン、ヒョン！大丈夫ですか？顔色が悪いですよ？」


顔をあげれば、ジョングクが疲れた顔をして俺を見ていた。


顔色が悪いのはお前も同じだろ。


いや、俺達だけじゃないな･･･


ダンスのレッスンしなきゃいけないのに、体も頭も上手く働かない。


･･･ん？


ぐるりと周りを見渡すと、何かがいつもと違う気がする。


「なぁ、なんかレッスン室が変じゃないか？何かが足りないような･･･」


JK「え？･･･そうですか？ん〜あっ、花瓶？いつも花が置いてありますよね？ほら、昨日ユンギヒョンが倒して割っちゃったから。」


「そうか、花か。そういえば、いつもソランが写真撮ってたな。まぁ人の携帯でだけど。」


綺麗だと言いながらあいつはいつも写真を撮ってたいた。


"癒しが欲しいーー"なんて笑いながら花を見てたな。


なぁソラン。


お前、今どこにいるんだ？


早く戻って来ないと、みんなに叱られるぞ？

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