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ユンギは呆れた顔をするソランを見て笑った後、ナムジュンの机の引き出しを開けた。
SG「確かここだったよな・・・あ〜あった。ほらこれ、ヒョンがナムジュンにあげた手紙だよ。あいつ全部とってあるんだぜ(笑)」
ガサゴソと漁った引き出しから大量の手紙がでてきた。
AI「うわぁ〜何この量・・・てか何これ?内容薄くない?!大した事書いてないじゃん!」
SG「それでも嬉しかったんだろ。俺だってヒョンがくれた手紙は全部とってあるよ。つか、ジョングクの部屋見た?あいつヒョンがくれたお菓子の袋までとってるから(笑)」
定期的にジミンとテヒョンが掃除しているものの、気づけばジョングクの宝物(ほぼゴミ)が増えている。
ナムジュンの机に飾ってある写真集を手にすると、ソランと一緒にページをめくった。
SG「これ非売品。ジョングクとジミンとテヒョンが作ったヒョンの写真集だよ。SMのみんなも載ってる。ほら、ヒョンがいっぱい写ってるだろ?」
AI「あ〜懐かしぃ!ん〜これは知らないな?あっでもこっちは覚えてる!これなんてついこの間撮った・・・違うか。もうずっと前に撮ったやつだね。」
ソランの中ではついこの前の記憶。
だけどそれは実際にはもう何年も昔。
SG「みんなこの写真を大事にとってたんだよ。何度携帯を変えても、残し続けたんだ。ヒョンは本当に愛されてるね。」
AI「・・・うん。」
さらにページをめくると今度はメンバーと写った写真がでてくる。
SG「これが初めて全員で撮った写真。こっちが初めてのサイン会。ソランヒョンが俺達の宿舎に越してきた時のもある。」
AI「これは?!みんなスーツ着てかっこいいね!・・・僕は何か子供っぽいけど。」
メンバー全員がスーツを着て微笑んでいる写真は初めてビルボードに行った時のもの。
SG「ビルボードに招待されてレットカーペットで撮った写真だよ。ヒョン、短パンだったからすっげー不機嫌でさ〜自分もかっこいい服着せて!って文句言ってたよ。」
AI「そりゃ言いたくもなるよ〜僕、嫌われてないよね?嫌がらせで着させられてるわけじゃないよね?!」
頬を膨らませてプンプンしているソランが可愛くて、気づけばユンギは頭を撫でていた。
SG「大丈夫。みんなヒョンが大好きだから。」
AI「・・・思い出したいな。みんなのことも、みんなと過ごした日々の事も。きっと僕にとってかけがえない大事なことだから。」
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月未(プロフ) - ゆめさん» いつもリクエストいただいて本当にありがとうございました!次も頑張ります!本当にありがとうございました! (2019年1月15日 17時) (レス) id: 79c4467898 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - お疲れ様でした!リクエストしたものを書いてくれてありがとうごぜいました。次のお話頑張ってください! (2019年1月15日 17時) (レス) id: fed9021c8c (このIDを非表示/違反報告)
月未(プロフ) - みぃさん» ありがとうございます!そう言っていただいて本当に嬉しいです!またいつか書ける話が思いついたら単発でやって行くのもいいかもしれないですね・・・次のシリーズも読んでいただけたら幸いです! (2019年1月15日 9時) (レス) id: 79c4467898 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - このシリーズ本当に大好きです。また読みたい! (2019年1月15日 9時) (レス) id: ffcdaa6aff (このIDを非表示/違反報告)
月未(プロフ) - えりさん» 肋骨ですね!気づかずにずっと助骨で打ち込んでました!教えていただいてありがとうございます!書き直せる部分は書き直しますね。 (2019年1月14日 12時) (レス) id: 79c4467898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月未 | 作成日時:2018年12月14日 18時