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SUGA


何かがおかしい。


JN「ソラン元気になったね〜」


JH「ですね。これでダンスも楽しんでくれたらいいんですけど・・・」


RM「焦らず行こう。きっと大丈夫だよ。」


ヒョンが笑えばみんなが笑う。


JK「ヒョン、あの・・・僕とゲームしません?」


JM「僕も!僕もやりたいなー!」


V「じゃ〜俺はヒョンを後ろから抱きしめていよう!」


AI「おいおい、ゲームはいいけど、テヒョンくんのはやだよ(笑)」


マンネ達も少しずつヒョンと打ち解けている。


これでいいんだよな?


こうやって仲良くなればいつかは記憶が戻ってくる。


そしたらまた一緒に歌って、一緒に踊って・・・


AI「・・・ユンギくん!ユンギくん!こんな所で寝たら風邪ひくよ!」


ヒョンの声がしてソファから飛び起きた。


「・・・あれ?みんなは?」


AI「お仕事らしいよ。ユンギくんはお留守番だね(笑)」


あーそういやみんな個人の仕事や打ち合わせだって言ってたな・・・


皆がいなくなっている事に気づかないほど熟睡していた事に少し驚いた。


ヒョンを見上げるとニッコリ笑って俺を見ている。


AI「ベッドで寝た方がいいよ。」


優しく俺の頭を撫でるヒョンの手が温かった。


その手が嬉しいはずなのに何故か俺は泣いていた。


「ヒョン、・・・もう逃げるのはやめよう。」


逃げる?


俺はいったい何を言っているんだ?


「辛いなら頼ってよ・・・もう無理して笑わないで・・・頼むよ・・・」


あーそうか、何がおかしいのかやっとわかった。


ヒョンの笑顔が、全部、全部・・・嘘の笑顔なんだ。


俺はこの顔をいつ見た?


・・・あー、シドニーだ。


あの時の、鏡に向かってニッコリ笑うヒョンと同じ顔のヒョンが目の前にいる。


AI「・・・でも笑わないとみんな悲しい顔するでしょ?」


笑っているヒョンの目からは涙が流れていた。


AI「目が覚めたら僕が僕じゃなくなっていて、そばにいたはずのヒョン達もいなくなってた・・・ねぇ僕はどこに消えたの?僕は、僕は・・・生きててもいいの?」

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月未(プロフ) - ゆめさん» いつもリクエストいただいて本当にありがとうございました!次も頑張ります!本当にありがとうございました! (2019年1月15日 17時) (レス) id: 79c4467898 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - お疲れ様でした!リクエストしたものを書いてくれてありがとうごぜいました。次のお話頑張ってください! (2019年1月15日 17時) (レス) id: fed9021c8c (このIDを非表示/違反報告)
月未(プロフ) - みぃさん» ありがとうございます!そう言っていただいて本当に嬉しいです!またいつか書ける話が思いついたら単発でやって行くのもいいかもしれないですね・・・次のシリーズも読んでいただけたら幸いです! (2019年1月15日 9時) (レス) id: 79c4467898 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - このシリーズ本当に大好きです。また読みたい! (2019年1月15日 9時) (レス) id: ffcdaa6aff (このIDを非表示/違反報告)
月未(プロフ) - えりさん» 肋骨ですね!気づかずにずっと助骨で打ち込んでました!教えていただいてありがとうございます!書き直せる部分は書き直しますね。 (2019年1月14日 12時) (レス) id: 79c4467898 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月未 | 作成日時:2018年12月14日 18時

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