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翌朝、ソランは誰よりも早く起きて家の家事を始めた。
AI「おはよう。あの、朝ごはんにパンケーキ焼いたんだけど・・・」
テーブルの上に並べられたパンケーキはお世辞にも綺麗とは言えない形で少し焦げていた。
JN「珍しいな、お前が焼くの失敗するなんて(笑)・・・あっ。」
言った後に記憶が無いことを思い出したのだろう、しまったという顔をするジンに苦笑いをするソランだった。
AI「ほかのみんなも起こしてくるね。」
部屋を1つ1つ開けていきメンバーを起こすソラン。
ナムジュン、ジミン、ホソク、テヒョンは順調に起きた。
問題はジョングク。
普段なら大声だすか、ベッドから引きずり落として起こすが今のソランはどうやって起こしていたか記憶がない。
AI「ジョングクくん、朝だよ。起きて!・・・この子なんでこんなに起きないの?」
ジンに助けを求めるが、目を逸らされた。
他のみんなも朝ごはんを食べてくると言って逃げてしまった。
AI「ジョングクくん、ジョングクくん!もう朝だよ!ねぇ!起きて!起きて!!」
あまりにも起きないジョングク。
時間をかけて頑張って起こすソラン。
JK「・・・おはようございます。」
AI「おはよう・・・君、いつもどうやって起こしてもらってるの?」
JK「ソランヒョンがキスして起こしてくれるんですよ。」
ほんの冗談のつもりがドン引きした顔で逃げていくソランを慌てて追いかけるジョングク。
最後にユンギを起こそうと部屋に入ると、すでにユンギはいなくなっていた。
AI「ねぇ、ユンギくんは?部屋にいないんだけど・・・」
JN「あー、たぶん事務所の作業部屋に行ったんだと思うよ。最近、ずっとこもってるから。」
ソランと顔を合わせづらいのか、ユンギは夜中のうちに宿舎を抜け出していた。
今日のスケジュールは新曲のダンスレッスンのみ。
少しでも記憶を取り戻せるよう、ソランも連れていく事にした。
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月未(プロフ) - ゆめさん» いつもリクエストいただいて本当にありがとうございました!次も頑張ります!本当にありがとうございました! (2019年1月15日 17時) (レス) id: 79c4467898 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - お疲れ様でした!リクエストしたものを書いてくれてありがとうごぜいました。次のお話頑張ってください! (2019年1月15日 17時) (レス) id: fed9021c8c (このIDを非表示/違反報告)
月未(プロフ) - みぃさん» ありがとうございます!そう言っていただいて本当に嬉しいです!またいつか書ける話が思いついたら単発でやって行くのもいいかもしれないですね・・・次のシリーズも読んでいただけたら幸いです! (2019年1月15日 9時) (レス) id: 79c4467898 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - このシリーズ本当に大好きです。また読みたい! (2019年1月15日 9時) (レス) id: ffcdaa6aff (このIDを非表示/違反報告)
月未(プロフ) - えりさん» 肋骨ですね!気づかずにずっと助骨で打ち込んでました!教えていただいてありがとうございます!書き直せる部分は書き直しますね。 (2019年1月14日 12時) (レス) id: 79c4467898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月未 | 作成日時:2018年12月14日 18時