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「軽い脳しんとうのようです。目が覚めたら呼んでください。」
そう言って診察をした医者は病室を出ていった。
JK「ヒョン・・・」
RM「大丈夫だよ。ソランヒョンならすぐに目を覚ますって。」
JN「そうそう!こいつの事だからお腹空いたーって起きてくるって!」
V「そうだよね!何かお菓子用意しとかないと!」
雑誌の撮影中にセットが崩れ、ソランが怪我をした。
目立った傷はないが頭を強く打ったようで、意識がまだ戻らないのだ。
SG「俺のせいだ・・・」
ユンギを庇いセットの下敷きになってしまったソラン。
力なく椅子に座り、項垂れるユンギにそっとメンバーが肩を抱く。
JM「ヒョンのせいじゃないですよ。」
JH「うん。そんなに落ち込まないでください。」
SG「・・・。」
一瞬、静かな空間が病室を包み込んだあと、大きな音を立てて扉が開いた。
ヨンジュン「ソラン!大丈夫か?!」
ソランの兄であるヨンジュンが病室へと入ってきた。
RM「すいません・・・こんな事になってしまって・・・」
ヨンジュン「話しはマネージャーさんから聞いたよ。お前達のせいじゃないから、気を落とすな。」
詳しい事を聞いたのか、椅子に座り込むユンギの頭を軽く撫でるヨンジュン。
ヨンジュン「怪我がなくてよかったな。お前が怪我してたらソランのやつ泣いてたからな(笑)・・・ソランなら大丈夫だって。」
SG「・・・。」
みんながソランを見つめると小さなうめき声と共に目がゆっくりと開き始めた。
AI「う〜ん・・・ここどこ?」
目を擦りながら起きてきたソランは自分の状況がよく分かっていないようだ。
ヨンジュン「ここは病院だよ。頭は痛くないか?体は平気か?」
AI「うん。・・・ん?ヨンジュニヒョン・・・だよね?」
頭を傾け不思議そうな顔をするソラン。
AI「ヒョン、何か疲れてる?顔が老けたような・・・」
ヨンジュン「酷いな!ま、まぁ最近忙しくてあんまり寝てないけど・・・」
老けたと言われた事にショックを受けたヨンジュン。
JK「ヒョーン!お腹空いてませんか?喉は乾いてませんか?」
V「やっと起きた!俺達すっごく心配したんだよ!」
JM「こら!ヒョンを揺らすなよ!ヒョン、大丈夫ですか?」
ソランに抱きつくジョングクとテヒョンを引き剥がすジミン。
そしてちゃっかり自分がソランに抱きついている。
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月未(プロフ) - ゆめさん» いつもリクエストいただいて本当にありがとうございました!次も頑張ります!本当にありがとうございました! (2019年1月15日 17時) (レス) id: 79c4467898 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - お疲れ様でした!リクエストしたものを書いてくれてありがとうごぜいました。次のお話頑張ってください! (2019年1月15日 17時) (レス) id: fed9021c8c (このIDを非表示/違反報告)
月未(プロフ) - みぃさん» ありがとうございます!そう言っていただいて本当に嬉しいです!またいつか書ける話が思いついたら単発でやって行くのもいいかもしれないですね・・・次のシリーズも読んでいただけたら幸いです! (2019年1月15日 9時) (レス) id: 79c4467898 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - このシリーズ本当に大好きです。また読みたい! (2019年1月15日 9時) (レス) id: ffcdaa6aff (このIDを非表示/違反報告)
月未(プロフ) - えりさん» 肋骨ですね!気づかずにずっと助骨で打ち込んでました!教えていただいてありがとうございます!書き直せる部分は書き直しますね。 (2019年1月14日 12時) (レス) id: 79c4467898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月未 | 作成日時:2018年12月14日 18時