これが彼の通常運転。5 (ページ37)

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JUNGKOOK×SORAN ページ37

「･･･グク。これあげる。」

ソランがくれたのは綺麗にラッピングされた美容液。

ありがとう。でもこれどうしたの？

前も化粧水くれたよね？

いつか聞こうと思って忘れていた事をやっと聞けた僕。

「･･･シンラがくれた。」

「･･･前にもらった分があるから、それはあげる。」

僕の部屋のベッドに座りながら言うソラン。いつもならすぐ部屋を出ていくのにめずらしい。

どうやら普段から女の子の格好をするシンラさんは、美容にも気をつけているらしくソランによくスキンケア用品をくれるんだとか。

「･･･いらないって言ってるのに。」

そんな事言いながらも結局貰ったものを使ってるソラン。

本当に仲良しなんだな～。

つい心の声が口から出てしまった。

「･･･さぁどうだろね。」

そう言いながらソランは少し笑ってる。ソランの笑った顔、僕は好きだな。

ねぇ、ソラン。昔僕を助けてくれた事あったよね？

ちゃんとお礼言えてなかった気がする。

あの時、助けてくれてありがとう。

僕はソランの目を見ながら気持ちを伝えた。ソランも僕の目を見てくれた。

「･･･やっぱり綺麗な目だね。」

「･･･お前と出会えて良かった。」

そう言って僕を抱きしめたソラン。こんな事初めてだ。

その後、僕の頭を優しく撫でてソランは部屋を出ていった。

あ～恥ずかしぃーーー。

ベッドに飛び込み1人で悶える僕。

やっぱり僕が1番だ！僕が1番好かれてる！！

そう僕は確信した。