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Side Yb
「「おはよ〜」」
ほのぼのと楽屋に入ってきたのは山田と裕翔の2人。
最近俺はこいつらに違和感を抱いている。
理由はズバリ2つ。
１つ目: 山田がおかしいほど怪我をすること。
本人は転んだだのぶつかっただの言ってるけど、それにしてはあまりにも多すぎる。
そして2つ目: いきなり山田がげっそり痩せたこと。
山田もダイエットすることはたまにある。
でもそれは役作りのためだったりライブのためだったりするんだけど、
今はドラマも映画もクランクアップしてるしライブもしばらくはない。
明らかにおかしい。
****
仕事終わり、
少し話があると伝えて俺と山田でごはんを食べに行った。
「久しぶりに一緒に来れて嬉しい！」
子犬のような笑顔でごはんを頬張る山田。
純粋に喜んでる様子になかなか話を切り出せなくて、やっとの事で重い空気を持って来れたのは食事を全部食べ終わった頃だった。
「なぁ山田、
最近急に痩せたし怪我も増えたし本当に大丈夫なのか…？」
一瞬眉がピクリと反応したのを俺は見逃さなかった。
が、すぐに冗談交じりに返されなかなか入り込めない。
「別に〜
なんでもないよ！
薮ちゃんは心配しすぎだよ〜」
「っ〜… なんでもないわけあるか‼
裕翔となんかあったろ？」
抑えきれない感情で冷静さを失いかける俺から目を逸らした山田は小さい声で否定の言葉を述べた。
なかなか口を開かない姿に苛立ちを感じ、
細い腕を掴んで座敷に押し倒した
「薮ちゃんやめっ…！」
抵抗の言葉も聞こえないふりをして、
すっかり痩せ細って力をなくした体からシャツをめくった。
そこには見たこともない無数の痛々しい痣が広がっていた。
特に青緑のは最近つけられたものだってこと分かり、言葉が出なかった。
その一瞬の隙に山田は素早く俺の腕から逃げてしまった。
「それ…ずっと前からやられてるの？」
「…違う。」
「やっぱり裕翔…？」
「………ちが、」
「違わないんでしょ？
どうして今まで黙ってたの⁉」
声を荒げると山田は涙目になって俯いた。
「裕翔くんだけど裕翔くんじゃないんだもん…」
「は？」
「裕翔くん、二重人格なんだ…」
思いもよらない答えに頭がパンクしそうだ。
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シャンデリア(プロフ) - アンチやないでさん» リクエストありがとうございます（＾ω＾）次更新する際にはありやま載せますね(｀_´)ゞ (2017年9月25日 16時) (
レス) id: 1d18390c64 (このIDを非表示/違反報告)
アンチやないで(プロフ) - ありやまみたいです！ (2017年9月24日 21時) (レス) id: 4b8cc28d58 (このIDを非表示/違反報告)
シャンデリア(プロフ) - い の や まさん» いえいえ、とんでもない！読んで下さった上にコメントまでありがとうございます。お言葉励みに頑張ります！（＾ω＾） (2017年9月10日 23時) (レス) id: 1d18390c64 (このIDを非表示/違反報告)
ユニ(プロフ) - シャンデリアさん» ありがとうごさいます！ (2017年9月10日 22時) (レス) id: 4cea22ed41 (このIDを非表示/違反報告)
い の や ま - giveme_999さん» 可愛かったです！見るの遅くなってしまいすみません！頑張ってください！！ (2017年9月10日 18時) (レス) id: 375a60423e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シャンデリア | 作成日時：2017年8月17日 17時
