知ってる hkym ページ19
Side Hk
「よっしゃ!勝った!!」
テーブルにうつ伏せた俺の目の前には少し汗ばんだ額を拭つつ両手を挙げて喜ぶ山田。
さっきまでの俺らの対決を見守ってた圭人とちゃっかりハイタッチしながらぴょんぴょん飛び跳ねてるし。
君の大好きな光くんジェラシーだよ。
でも今まで負けたことなかった腕相撲、
山田に負けちゃったな〜…
「いえーい!俺バニラ!」
「大ちゃんうるさい。」
「んじゃ、ひかよろしくね♪」
対決を見届けた後知念の言葉を合図に去って行くメンバー達。
「くやし〜」
ぼそりと呟くとニマニマしながら反対側の席に坐り直す山田。
「光くんドンマーイ。
俺はいちごみるくね。」
「え"〜…」
「えーじゃないし!
光くんが言い出したんでしょ。
負けた方が全員分のアイス買ってくるって。」
それはまぁそうなんだけど。
こんなに強くなってたとは予想外。
こんな暑いなか1人で外行かなきゃいけないとかさみしいし…
「山田ぁ、
一緒に買いに行こうよ〜」
「はぁ?やだよ。」
「やーまーだぁー。」
「いーやーだー」
「お願い〜」
「無理〜」
「涼介」
ビクッと肩が反応した。
名前で呼ばれるの弱いもんね。
「…なに」
「一緒に行こうよ〜。」
「やだ。」
「涼介〜」
押されると弱いのも知ってる。
だってほら、
「っ〜もうわかったよ、
光くんがそんなに言うなら着いてってあげるから!」
ぷくぷく頬を膨らませながら言ってるけど、
本当はそんなにいやでもないんでしょ?
「ん」
って手を出すとはにかみながら手を取ってくれた。
ほらね。
君のことならなんでも知ってる。
****
「おかえり〜
僕のアイスは?ってああっ!
ひかと涼介が手繋ぎながら帰ってきてる!!」
「えっ、マジで⁉
ちょっとそのまま動かないで!!カメラ取ってくる!!」
「ねぇ、もう離してってば。」
「やーだ。
好きでしょ?手繋ぐの。」
「…うるせ。」
〜fin〜
338人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シャンデリア(プロフ) - アンチやないでさん» リクエストありがとうございます(^ω^)次更新する際にはありやま載せますね(`_´)ゞ (2017年9月25日 16時) (レス) id: 1d18390c64 (このIDを非表示/違反報告)
アンチやないで(プロフ) - ありやまみたいです! (2017年9月24日 21時) (レス) id: 4b8cc28d58 (このIDを非表示/違反報告)
シャンデリア(プロフ) - い の や まさん» いえいえ、とんでもない!読んで下さった上にコメントまでありがとうございます。お言葉励みに頑張ります!(^ω^) (2017年9月10日 23時) (レス) id: 1d18390c64 (このIDを非表示/違反報告)
ユニ(プロフ) - シャンデリアさん» ありがとうごさいます! (2017年9月10日 22時) (レス) id: 4cea22ed41 (このIDを非表示/違反報告)
い の や ま - giveme_999さん» 可愛かったです!見るの遅くなってしまいすみません!頑張ってください!! (2017年9月10日 18時) (レス) id: 375a60423e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:シャンデリア | 作成日時:2017年8月17日 17時