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Side Ar
土曜の朝。
8月初旬の天気としてはふさわしすぎるほどの大きな太陽のお陰で目が覚めた。
普段寝起きがくっそ悪い俺が、
こんなにもスッキリ起きられたのは昨日の話で内心ドキドキしているからだろうか。
気持ち悪いほどしっかりした足で向かったリビングにはソファーの足元で体育座りしてるアイツの姿があった。
…起きてんのか？
と思ったのもつかの間、
わずかな腕の隙間から覗く目は固く閉じられ、
規則正しく背中は上下していた。
やっぱ可愛い顔してるよなぁ。
裏社会の人間とは思えないほど透き通った陶器のような肌。
まるで赤ちゃんだ。
こんなあどけない寝顔だが、
その奥には今まで経験してきたのであろうドス黒い闇溢れていることを俺は知っている。
知ってしまったんだ。
だからこそ___
だからこそ、
いくら迷惑がられようが手伝いたいんだ。
こいつが少しでも楽になれればいいなって。
いつかその闇を全部見せてくれたらな、
なんてな。
.
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聖月 - 面白いです！更新頑張ってください (2019年6月5日 18時) (
レス) id: e9dd353aa0 (このIDを非表示/違反報告)
シャンデリア(プロフ) - わたがしみたいになりたいさん» ありがとうございます！(^^) (2017年10月20日 14時) (レス) id: 1d18390c64 (このIDを非表示/違反報告)
わたがしみたいになりたい - おもしろいです！ (2017年10月19日 20時) (レス) id: 52424801fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シャンデリア | 作成日時：2017年9月27日 23時
