彼が消えて早5年。今私は...5【安室透・降谷零】

195.side風見 ページ37

降谷さんがまさかの設定を口にすれば、彼女は驚いたらしく言葉を失っていた。





大丈夫、正直俺もかなり驚いた。








「...わ、私！！！！」








暫くして発したその言葉と青くなった顔に、彼女が降谷さんの言葉をしっかり理解したと悟った。








しかし、やってしまった事の重大さに気が付いたのかと思えば、そこではなく単純に関係の無い人を巻き込んでしまったことに対する反応だったらしい。









本当にそうなら、あの人には申し訳ないと思ってます。でも、勘違いする様な事をしたのも悪いと思うんですけど。あ、でも、安室さんには相手がいないんですよね？よかった。








そう言って笑う彼女に、俺も降谷さんも冷めた笑みを向けた。





「それから、貴方とお友達が僕に相談してきたストーカーについてですが。





あれ、貴方は誰がついてきていたのか知ってましたよね？むしろ許容していた。







何故なら彼は貴方の親が雇った危ない時の為のボディガードのようなものですから、ストーカーなわけが無い。他にストーカーが居れば親が対処してくれたんじゃないですか？







なぜ彼をストーカー呼ばわりした？あぁ、貴方は言葉を濁していましたね。じゃあ何故否定しなかった？








僕はね、嘘つきも嫌いですし、Aさんや3つ子を害する人はもっと嫌いなんです。









...もう二度と僕の前に現れるな。」









最後の言葉以外を凍てつく笑顔を浮かべ、最後の言葉は真顔で言い切った降谷さんはもう用はないとでも言うようにそのまま部屋を出ていってしまった。








まだ聞かなきゃいけないことがある為、俺は事情聴取を続けようと部屋に残ったものの、彼女は暫く硬直していた後、はっと我に返ってからガタガタと震え始めた。









これでは話が進まない。









仕方なく、彼女が落ち着くのを待って話を進めることにした。







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ちょっと雑談なんですが笑




今日友達に誘われてゼロの執行人の聖地巡礼的な感じで日本橋と日比谷公園と警察庁の前を通って来たんですが！！




日比谷公園で私達と同じ感じの安室の女らしき人を見つけてこっそりニヤニヤしてました。笑






仲間だ！！思ってたんですけど声をかける勇気はなかったです( ｰ`дｰ´)ｷﾘｯ




っていう雑談でした以上です笑

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