彼が消えて早5年。今私は...5【安室透・降谷零】

177.side粟沢 ページ19

後ろの席へ視線を向ければ、キッと睨み返してくる可愛い可愛い3つ子達。









見つけたのは偶然だった。









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バーボンと仕事であった時からあのハニーフェイスを自分のモノにできたら、なんて考えてはいたけど、暗にそれを告げれば絶対零度の微笑みを向けられた。









仕方なく諦めて日々を過ごしていれば、ある公園でバーボンそっくりな子供たちを見つけたのだ。









そこからの俺は、いつもの数倍の早さで仕事を終わらせ3つ子ウォッチングに勤しむ。部下達は俺の行動に口を出す事は一切しない為、やりたい放題だったと自負している。









そのまま見続けていれば、なんとバーボンとの接触を確認した。









それを見て思わず口角を上げる。そこから1人の協力者を見繕い、トントン拍子に話を進めていく。









あの子達を連れて行くためにまず練習として数名の同い年であろう子供を攫った。









それがあっさりと成功してしまい、拍子抜けした俺たちは、早速出来た絶好のチャンスを無駄にしない為に土曜日のとある公園へ赴いたのだ。









協力者である彼女に母親を任せておけば、バーボンそっくりな男の子がどこかへ電話を掛けているのが見えた。









それを見て車から降りて直々に迎えに行けば、怯えた様子の3人に全力で抵抗される。









しかしその抵抗は所詮子供の抵抗でしかなく、部下達はあっという間に3人を車の後部座席へと放り込んでいった。









俺が繋がっている電話の登録名をみてその相手に挑発するような言葉をかければ、殺気がこちらにも伝わってきそうな程に電話の向こうの男が怒りを顕にしているのがわかった。









「健闘を祈る、か。」









そんな事全く思っていない自分に思わず笑いながら、俺はその公園を後にした。







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更新、できなくてすみませんm(_ _)m




模試だったりリハビリだったりと少し日常生活が忙しくて(›´ω`‹ )





これからも更新進まない時があるかもしれませんが、そう日にちを空けないように頑張ります！




これからもよろしくお願いしますm(_ _)m




明日、4にて番外編を更新する予定です！！




そちらも是非！

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