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96.side安室 ページ18

結局、それ以上質問しても、何も答えてくれなかった3つ子達。今は話が変わって、幼稚園であった事を俺や沖矢昴に手振り身振りを使って話している。






「ねーね、ままはいつかえってくるの??」







突然そう聞いてきた澪。答えようと口を開けば、沖矢昴の携帯が鳴り出した。









「もしもし、昴さん??今終わったので帰りますねー!!」







沖矢昴の取った電話から微かに聞こえてきたAの声。





「あ、Aさん。今私と3つ子はポアロに待機してるので迎えに行きましょうか??」









「いえいえ、ポアロって確かここから歩けば10分掛からなかった筈なので歩きますよ!あ、でも電話は繋いどいて貰えると助かります。」









「わかりました。では、電話をスピーカーにしますね。3つ子やコナンくん、安室さんも話したがってますし。」






迎えには行かないが電話を繋いでおくということで話が纏まったらしい。沖矢昴は、普通の通話からスピーカーに変えて3つ子達の前に置く。








...ていうか、俺Aと話したいとか言ってないけど。何勝手な事言ってんだあいつ!!!








「すーくんおむかえきてね!!そのまんまポアロきたの!!!ハムサンドたべたよ!!」








「ハムサンドのあじ、かあさんのといっしょなんだぜ!!」









「まま、まわりきをつけてね?」









置いてもらった携帯に群がった3つ子は、それぞれが言いたいことを話しかけている。








それを微笑ましく思って見守っていれば。









「へっ...!?!!!!??」








Aの間抜けな声が聞こえたと思えば、ガシャンとものが落ちる音がした。そして、Aの声が携帯から遠ざかっていく。









「ちょ、誰!??やめ...っ!?はなして!!?」








微かに聞こえたその声に、コナンくんの顔が青くなる。








「安室さん!!!!」









コナンくんがそう呼んだ時にはもう、俺は上着を掴みポアロを飛び出していた。

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設定タグ:名探偵コナン , 安室透 , 降谷零   
作品ジャンル:アニメ
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ぬこぬこ(プロフ) - イケメンが過ぎるぅ(´;ω;`) (2019年3月17日 23時) (レス) id: a359276646 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - アーケインさん» 私も書いていてうわぁ...と思っていました。笑きっと降谷さんは殺したいくらい怒っていたと思います!!なんとか堪えた感じですね。はい。笑 (2018年6月14日 22時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - ちりさん» ありがとうございます!!!夜兎様には感謝してもしたりないくらいです!!!新章も頑張ります!!なかなか話が進まなくて...頑張ります笑 (2018年6月14日 22時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
アーケイン(プロフ) - ストーカー気持ち悪っ。降谷さんに勝てる訳ないのに。降谷さん、ストーカーを殺せば良かったのでは (2018年6月14日 0時) (レス) id: d5979c26bb (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - イラスト見ました!ものすごくイメージがしやすくなりそして可愛いくて夜兎さんありがとうございますですね!!そして新章おめでとうございます!!わくわくドキドキな展開お待ちしております!笑(*^o^*) (2018年6月5日 23時) (レス) id: a253956171 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:空良 | 作成日時:2018年5月24日 19時

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