35.side安室 ページ37
「3つ子をお迎えにあがりました。」
その声にいち早く反応したのはなんと澪。
バッと声の方へ顔を向け、俺の腕から滑り降りたかと思うと、「すーくん！！」と彼の方へ走り寄っていった。
うそだろっ！？？？眠っている時は俺のこと離さなかったのに！？？こんな簡単に！？しかももう満面の笑み！？
澪は、俺の子供なわけで、でも知らないから父親とは認識してないのか...でもなんか、今日初めてあったけど！！自分の子供が自分よりほかの野郎を選ぶってむかつく！！！！しかもよりによってあの胡散臭いやつかよ！せめてコナンくんにしてくれ！！！
荒ぶっている俺を知ってか知らずか、飛びついてしっかり受け止めてもらった澪は、沖矢に「まま、どーお？？」とAの容態を確認している。
「澪ちゃん、元気そうでなにより。Aさんなら熱はほとんど下がりましたがまだ車で寝ていますよ。行きましょうか。透流くん、郁流くんも行きますよ？」
そのまま澪を抱えて透流や郁流に目を向ける沖矢に2人は既に帰る準備をして待っていた。
「あ、これかあさんがもたせてくれたの。ごはんたべさせてもらったらわたしてねってゆってた！！」
透流が思い出した！と言うように振り向いて俺に鞄から取り出したお金を取り出す。それを受け取らずに鞄にしまわせた。
「これは持って帰っていいよ。今日のご飯は、僕からのプレゼントってことにしよう！」
それから3つ子はポアロ内に向かって揃ってありがとうございました！！とお辞儀をすると、会釈をして失礼しますと言った沖矢に連れられて家へと帰っていった。
「安室さん。3つ子、昴さん大好きだからね。昴さんは手強いよ？？」
「うるさいよ？コナンくん。」
子供たち、特に娘はあいつになんぞやらん！！！！！
俺はそう密かに決意したのだった。
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まみこ(プロフ) - 244万……！すごいヒット数ですね！とても素敵なお話、一気読みしちゃいました笑笑 (2022年12月21日 23時) (
レス) id: 9d3f4398ec (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - アオさん» 直しました！！ありがとうございます！！ (2018年5月24日 21時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
アオ - セコムになる話。で昴さんが「すーにい」と呼ばれていましたが、3つ子は昴さんを「すーくん」と呼んでいませんでしたか？ (2018年5月24日 18時) (レス) id: c480416726 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - アオさん» 直しました！いつもありがとうごさいます！！！ (2018年5月23日 19時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
アオ - あと、「みつご」は、「三つ子」の方が良いと思います。 (2018年5月23日 19時) (レス) id: ecb7d31a94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空良
| 作成日時：2018年5月7日 17時
