18. ページ20
「こんにちはー!」
阿笠博士の家のインターホンを押し声を掛けると、中から出てきたのはなんと哀ちゃんだった。
「あれ、Aさん?」
「哀ちゃん!えっと、阿笠博士いる??」
「いいえ、今少し出かけてるけど。どうしたの?」
えー、出かけてるのかー。じゃあ戻ろうかな。
「ううん、かなりずっと会ってなかったからお隣に招待されたついでに顔だそうかなってけどいないならまた来る!!ていうか、哀ちゃんはどうしてここに?居候さん??」
不思議に思ったことを聞いていると、ええ、まあそんな感じ。と返事があったと同時に、ハッとした哀ちゃんがいきなり声を大きくした。
「お隣って、沖矢昴のところ!??あの人良くない感じがすごくするからなるべく関わらないで!!!」
うっそん。澪がべったりなんだけど...それにあんまり悪い人には見えないよなぁ。
そう考えてあいと視線を合わせるようにしゃがみそっと頭を撫でた。
「わかった。教えてくれてありがとう。でも今3つ子預けてあるしコナンくんもそこにいるから今は工藤邸に帰るね?まあ、気をつけては見る!!」
そう言ってニッコリ笑えば少し強ばっていた哀ちゃんの表情が柔らかくなった。
「...わかったわ。気をつけるのよ?それと、お菓子、美味しかったからまた作って...??」
可愛いかよぉぉーー!!!!
そう叫ぶのを我慢してまたね!と手を振り阿笠邸を後にし工藤邸へと戻る。
鍵は開けっ放しと沖矢さんが言っていた為そのまま開けて中に入っていくとわいわいとご飯を食べる3つ子とコナンくん、沖矢さんがいた。
「あ、ままー!おかえりー!!!」
「おかえりなさい、Aさん。」
「ただいまです!...わぁー!美味しそう!!」
机に並んでいる美味しそうなビーフシチューをみて思わず声を上げると、くすりと笑った沖矢さんが今よそってきます。と席を立った。
「すばるにい、めっちゃいい人!!」
「ほんかしてくれたから、すき。」
「すーくんだいすき!!」
「みんな懐いたみたいだね!!」
子供たちよ。...懐きすぎだって!!!!!
2829人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まみこ(プロフ) - 244万……!すごいヒット数ですね!とても素敵なお話、一気読みしちゃいました笑笑 (2022年12月21日 23時) (レス) id: 9d3f4398ec (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - アオさん» 直しました!!ありがとうございます!! (2018年5月24日 21時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
アオ - セコムになる話。で昴さんが「すーにい」と呼ばれていましたが、3つ子は昴さんを「すーくん」と呼んでいませんでしたか? (2018年5月24日 18時) (レス) id: c480416726 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - アオさん» 直しました!いつもありがとうごさいます!!! (2018年5月23日 19時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
アオ - あと、「みつご」は、「三つ子」の方が良いと思います。 (2018年5月23日 19時) (レス) id: ecb7d31a94 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:空良 | 作成日時:2018年5月7日 17時