彼が消えて早5年。今私は…【降谷零・安室透】

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「ままー！コナンくん！！あーそーぼ？？」





コナンくんとの話を終えてのんびりベンチに座っていると、澪からそう声をかけられた。





「あー、ちょっと待ってね…澪！！そろそろおやつにしませんかー！？？ってみんなに言っておいでー！！」





「おやつ！？？わかった！！！！」





そう言って目を輝かせた澪は走ってみんなの所へ向かった。







「コナンくんはお手伝いよろしく！！」







コナンくんを助手に木の影にブルーシートを広げる。ちょっと大きめのを持ってきてよかった。





お菓子は基本作った分はすべて持ってきてしまう為、足りなくなることはないだろう。





そう思いながらタッパーから人数分のお皿に分けていると、わあっ！！と賑やかな声を上げながら子供たちが近づいてきた。





「手は洗ってきた？？」




「「はい！！」」




みんながそう言って手のひらを見せて来たため、よろしい。と頷きブルーシートへの着席を促す。





全員が着席したのを見届けると、コナンくんが帰ってくるのを待った。




「あれ？コナンくんは？？」



「ああ、もうすぐ帰ってくるよ！！飲み物買いに行ってくれたんだ！スケボーで！！」




ほら、そこ！と目を向ければ飲み物を持って戻ってくるコナンくん。




「A姉ちゃん人使い荒いよぉー」



「ごめんごめん！ありがとう！！はい！それじゃあコップにお名前書きます！飲み物はお茶かスポドリ選んでね？」





はい、まず買ってきてくれたコナンくん！



と次々に名前を書いて飲み物を入れていき、最後に自分の分をいれた。






「はい！じゃあ乾杯！！気をつけて飲み食いしてね？？」

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