彼が消えて早5年。今私は...【番外編】

危なっかし過ぎて ページ6

side安室






ポアロの買い出しの為にスーパーへやってくれば、3つ子達にでくわした。ついでにその後ろをついてまわる変質者と子供の3人も。







3つ子には笑って場所を教えたが、その後そこにいたやばい大人と子どもに声をかける。









「それで？あなた達は何してるんですか？？」









有無を言わさない笑顔でそう言えば、慌てたコナンくんから説明が入る。






どうやら3つ子ははじめてのおつかいに挑戦中らしい。偶然見つけて不安になった3人は一緒に見守り隊をしていると。









確かにさっきの会話は少しやばそうだったな...









「そうだ、安室さん。よければ一緒にどうですか？？」









苦笑いを浮かべた俺にそう聞いてきたのは沖矢昴。断ろうと口を開けば、俺が声を発するより先にあいつが話し出した。








「3つ子達のはじめてのおつかいを見ることも写真を撮ることも出来るのに、まさかしないってことはないですよね？？僕はしますよ？何より危ないし。危険が迫ったら助けてあげられますから。それに大人になった時にこの写真を見せれば話が弾むでしょうね！！楽しみです。」








こいつ...！！！！！




ふん、と挑発するようにそう言ってきた沖矢昴に思わずカッとなった。






「当たり前じゃないですか！！さっさと行きますよ！！！」








イラついた俺は、そう返事をしてポアロへ少し遅くなると連絡をいれる。









俺が1人、先に会計を終えてからお菓子コーナーへ行った時には既に、透流と郁流は板チョコを1枚ずつとお菓子を1つずつ持っていた。澪は何故か2つ持っている。








「あれ、澪が2つ持ってますけど。」









「ああ、色々あったんですけど。簡単に言うとお母さんの分ですって。いい子達ですよね。」









......うちの子、天使か...！！！！！

あの二人がストーカーという名の→←はじめてのおつかいが

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す