彼が消えて早5年。今私は...【番外編】

はじめてのおつかいが ページ5

sideコナン







昴さんに誘われて灰原と共に参戦した3つ子のおつかい見守り隊。俺達がいなきゃ昴さんは完璧に変質者だった気がする。









後ろから3つ子を見守っていれば3つ子はスーパーをみつけ、中に入っていった。








昴さんによると、3つ子の買うものは板チョコ3枚と好きなお菓子１個ずつ。









それならすぐお菓子売り場に行くだろうと思うも、ここで問題が発生した。









「まま、いつもガラガラしてこっちきてたよね？？」




「そうだな！！！」




「...ガラガラ、ぼくたちだけじゃあぶないからダメ。」








郁流がそう言って透流と澪を止めて事無きことをえるも、これは行き先が不安だ。






「ままはぁー、いつもここでパンかってる！！」



「おれたち、パンかわないぞ？」




「おかしのとこだけでいいとおもう...」









「おや？3つ子さん達はここで何をしているんですか？？」









3つ子がどんどん危うい所へ向かっていると、そんな聞きなれた声が掛かった。








「あ！！あーくん！！あのねぇ？おつかいなの！！」




「3人だけだぞ！！」





「...おかあさんにたのまれたから。」






「...それにしては随分いろんな人を引き連れているようですが...まあ、いいか。何を買うのかな？？」







チラリと見守り隊の俺たちの方に視線をズラした安室さん。その目はジトーという風に俺たちを見ていた。






そんな目で見んなよ！！心配だろ！？？







そんな言い訳をする俺たちを横目に、3つ子と安室さんの会話は進む。








「チョコとね、すきなおかしなの！！」



「じゃあ、お菓子コーナーですね？それはあっちですよ。」






安室さんはゆびをさしてあっち、と3つ子に教えている。それにお礼を言った3つ子は、パッとそっちに向かって駆け出した。








「それで？あなた達は何してるんですか？」








そういった安室さんは、顔は笑っているのに目は笑っていなかった。









怖ぇよ。うん。

危なっかし過ぎて→←3つ子の冒険という名の

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