彼が消えて早5年。今私は...【番外編】

長い夜が始まりました。 ページ47

「だーかーらー！！あん時の降谷はマジでゴリラだったから！！！なんで柔道素人がずっとやってた経験者ぶっ飛ばしてんの！？？力技なのなんなの！？！？？」






「あいつが弱かったわけじゃねぇだろ？...降谷やっぱりゴリラの育てられたんじゃね？？」







「違う！！！って赤井ぃぃ！！！！！お前なんでまだいるんだ帰れ！！！GOHOME！！！」







「落ち着け降谷、てか赤井って誰だよ？」









「伊達、降谷のそれはもうずっとだ。なんでだろうなぁ…」









わいわいぎゃーぎゃーと実に楽しそうな同期会。昴さんも地味に混ざっていて不思議な感じもするけど、楽しそうでよかった。






「Aも飲んでるか？」







零にそう聞かれ、そろそろ酔いそうだからと入れた麦茶の入ったグラスを見せれば、零はそっか、と笑う。






「お？夫婦のいちゃいちゃか？？」








「つーかなんで俺と松田は結婚できねーの！？！？？中々に優良物件だと自負してるんだけど！？？」






「...そういうところじゃね？？」









「俺は作らないだけだから。萩原と一緒にすんな。」








「！！！陣平ちゃんのばかぁ！！飲んでやる！！」









「あ、ちょ！！俺の酒！！！なんで松田のじゃなくて俺の飲むんだよ！！！！」









「美味しそうだった！！！降谷、これなに！？？」








「勝手に飲んだ奴なんかに教えてやんねー！！！！」









「ゼロが飲んでるのはスコッチベースのカクテルだろ？？」





「なんで教えるんだヒロ！！！！」









「そうかそうか！！ありがとな！！...松田！！スコッチってどれ！！？」

っていう同期組の話。→←衝撃のカミングアウトからの

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