502：多分ね、多分 ページ6
ん？ヒソカ君？うん。喜ぶから大丈夫。って殴ってるよね？？？？
訝しげな顔をイルミがする中、そろそろ鬱陶しくなってきたのかAがヒソカを引き剥がす。
「照れ屋さんだね♡」と、茶化してきたのでAは「あ、こんな所に手軽な踏み台が」と彼の足を机の下で踏んだ。
「...最近、君からのDVは愛だって思うようにしてるんだ♡いやぁ、今日も愛されてるなぁボク…♡」
「そういう割には顔が青ざめてるし、DVじゃなくて基本貴方が先に手を出してるんだけど？？あれ、私が悪いのか？？」
そう言われれば私が手出してるから悪......いや、悪くねぇだろ。
すぐさま思い直すAだが、いつまでも構っていては本題に進めない。
これだから、脳内お花畑は。Aは思いながら、切り出す。
「そんなことよりも、そのクロロについてなんだけど。依頼の相談を聞いときたいのよ私たち」
Aが髪を耳にかける。
双子共々やってしまう癖のようで、Aのあとにイルミも髪をかける。
お互い無意識だ。
Aの言葉を聞くと、イルミは思い出したように「あ、そうだ」と声を上げた。
おかげで、幸か不幸かイルミは先程指摘した甘やかし云々を忘れてしまっている。
「俺もちょっと聞きたいんだけど、どうして姉さん達はその相談内容を聞きたいわけ？いや、教えたくない訳じゃなくて、純粋な疑問でさ」
だって、ヒソカならまだしも姉さんは旅団じゃないんでしょ？と、付け足したあとすぐに「じゃないよね？？」と不安になったのか訝しげに訊ねてくる。
「誘われたけど、断ったわよ」
まさか、有り得ない。可笑しそうに笑って返すAだが、イルミからすればたまったもんじゃない。
厄介だなぁ、ヒソカ然りあの人も手を出すなと言ったところで素直に守ってくれる訳ないんだもん。
「私の能力が彼の目的でしょ？そういう利用のされ方は好きじゃない」
彼＿＿クロロの目は私という存在をいつだって透かして見ている。と、思う。
確証がある訳ではないが、あのタイプはいつだってそうだろう。
Aは内心思った後、『その点、ヒソカ君は＿＿＿』という言葉が自分の中で浮かび上がってきて途端に恥ずかしい気持ちになった。
「A？」
「煩い、今こっち見るな」
今、件の男と目があったらきっと林檎も顔負けだってぐらい赤くなる。
幸い、嫌なほど察しが良いヒソカでも、この時ばかりは気づいていないようだった。
「イル、ヒソカ君が本当は団員じゃないっていうのは知ってる？」
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鼻毛太郎(プロフ) - ドリアンさん» コメントありがとうございます😭🤍出会えたことにとっても感謝です；；話数の問題で、次章へとこれから続きますが、是非これから先も楽しんで頂けるよう励んで参ります！！お付き合い頂ければ有難いです…🤍 (2023年4月15日 20時) (
レス) id: 642d1e8526 (このIDを非表示/違反報告)
ドリアン(プロフ) - 初コメ失礼します！面白すぎて全話読みました！応援してます (2023年4月14日 19時) (レス) id: f43b62c151 (このIDを非表示/違反報告)
鼻毛太郎(プロフ) - ろーるぱんさん» 送らせて頂きました🙇♀️ (2023年4月8日 17時) (レス) id: 642d1e8526 (このIDを非表示/違反報告)
ろーるぱん(プロフ) - はい！。あのそちらがボード作ってくれると嬉しいです。そのオリキャラ紹介会話とかしてみたくって。お願いします！。（💦） (2023年4月8日 16時) (レス) id: f00e1d6c6c (このIDを非表示/違反報告)
鼻毛太郎(プロフ) - ろーるぱんさん» コメントありがとうございます！！🙌めちゃくちゃ嬉しいですー！🥺ぜひぜひ、私で宜しければボード送ってくだされば反応返します…！ (2023年4月8日 16時) (レス) id: 642d1e8526 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鼻毛太郎
| 作成日時：2022年11月11日 16時
