020：随類応道 ページ20
私は言いながら、｢っつーか、オッサンもそういうタイプだと思った｣と付け足す。
｢オッサンも、自分のものに手出されんの超嫌いっしょ｣
言うと、オッサンは笑いながら｢お前と一緒にすんな｣と言ってきた。
はぁ？超腹立つんですけど。
でも、オッサンがなんか楽しそうだからまぁ、許しといてやるよ。
オッサンは意味ありげに｢ふーん、そうか｣と呟いている。
｢お前も、随分イカれてんな｣
｢オッサン程じゃないと思う｣
｢テメェの言葉だけは貶してるってのは分かる。｣
オッサンは体を起き上がらせた。
そして、いつものようにニヤリと笑う。
｢お前が負ける度に、俺はお前に手を出していい。そういう条件をつけて稽古してやる。その方が、お前もやる気出るだろ？｣
ニヤニヤ笑いながら、私の足をぺちぺちと叩いた。
急いで｢JKの生足触ってんじゃねぇ！！金とるぞ！？｣と蹴りを入れようとする。
けど、オッサンは意図も簡単に足を掴んで止めた。
｢お前、俺に手を出されんのは死ぬほど嫌なんだよな？……楽しくなるな、精々足掻けよ｣
オッサンは悪魔みたいな顔をしてた。
条件は死ぬほど嫌だ。
けど、それでもオッサンは稽古をつけてくれるらしい。
｢片手で足りるぐらいしか負けないね｣
｢はは、大きく出たな。喚かすのが楽しみだ｣
一生言ってろ。
けど、もしかしたら……本当は、オッサンは優しいのかもしれない。
こんな事、普通誰も了承してくれない。
オッサンが今日来てくれてよかった。
ふと、片足を掴まれる手の感覚を思い出す。
そして、オッサンの視線を辿りハッとした。
｢っつーか、いつまでも足持ってんじゃねぇ！！それに、私のパンツ見てんだろ！？｣
｢うるせーなぁー、これから手出す女の下着ぐらい確認したって別にいいだろ｣
｢よくねぇよ！！？待て、手出すってそういう意味だったの？そういう意味なの？？｣
オッサンは明後日の方向を見ている。
やっぱ、前言撤回。
オッサンはクソ、変態、クズ、最底辺、ゴミ。
＿＿＿＿。
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鼻毛太郎(プロフ) - ぱぴこさん» コメントありがとうございます🙌🤍強くてかっこいいクズが好きなのでこの結果なのですが、気に入っていただけたならばとても嬉しいです…！是非、引き続き楽しんで頂けたら幸いです＾＾ (1月21日 2時) (
レス) id: 642d1e8526 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴこ - パパ黒かっこよすぎ (1月21日 0時) (レス) @page34 id: c43eafab12 (このIDを非表示/違反報告)
鼻毛太郎(プロフ) - 黒さん» コメントありがとうございます！🙌裏側ではいつかに向け百鬼夜行をちまちま書き溜めておりますので、いつか皆さんにお披露目できる日を楽しみにしております😌それまで暫しお待ちを…！ (2022年2月16日 21時) (レス) id: 642d1e8526 (このIDを非表示/違反報告)
黒 - ギャル夢めっちゃ好きです！！🥺鼻毛太郎さんがかく百鬼夜行楽しみです😚 (2022年2月16日 17時) (レス) id: ab6a15c201 (このIDを非表示/違反報告)
鼻毛太郎(プロフ) - あーさん» 頭いいなんて言われてだいぶニマニマしてます😎とはいいつつ、本人は過去に適当に張った伏線のおかげで矛盾だったり色々苦しめられているんですけどね！！笑皆さんが読んでくれれば私は嬉しいんです🥺素敵なコメントありがとうございました！🌸 (2022年1月31日 1時) (レス) id: 642d1e8526 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鼻毛太郎
| 作成日時：2020年12月27日 22時
