018： ヒソカ君は頭が病気 ページ19
さて、彼＿＿＿奇術師であり、道化師であり、変態であり、ど変態である『ヒソカ君』に出会った話はこれくらいにしておこう。
彼との出会いなんて、二回も三回も話したくない。
何が嬉しくてあんな変態と…じゃなかった、私はとにかく三年前不幸な事に彼と”お友達”になってしまったわけなのである。
言っておくと、この出会いはただの序章だ。
これは私と彼がどう知り合ったかというか、前置きというかそういうものである。
私は回りくどい話は苦手だし、長いのも嫌いだ。
簡潔に、この後私たち二人がどうなったのかを先に言おう。
とある事件が勃発した。
その事件をきっかけに、私とヒソカ君は色々あって【同棲】する事になってしまった。
本当に、愚かな話よ。けど、仕方ないのよこればかりは。
まぁ、とにかく聞いてちょうだい。
私たちの日常から、その後の先を＿＿＿＿。
「げ…ッ」
偶然にも街で出会ってしまった奇抜な男に、私は反射的に顔を歪めた。
「おや？やぁ、Aじゃあないか奇遇だねぇ♢奇遇、いや運命かな。そう、運命。ボクたちはやっぱり惹きあってるんだね♤これはもう神のお達し、ボク達付き合っちゃいなよってやつじゃあないかな？あ、ボク神とか対して信じてないタチなんだけど、ここまで息ぴったり偶然にもバッタリだとさぁ…♧あれ、Aどうしたんだい？そんな虫ケラでも見るような目して。やだなぁ、そんな目でボクを見つめるだなんて…君、ボクのツボよく分かってるじゃないか。ゾクゾクするよ♡」
ここまでノンブレス。
しまいには、ちゃっかり会って早々私の肩を抱くこの男。
金の双眸に、派手な髪色、目の下に星と涙のペイントと、どう表すのが正解なのかわからない奇抜な服装。
例の彼は、あの後何がどうしてか私への興味が最高潮に達してしまったのと同時に、感情を拗らせて現在立派なストーカーへと育ってしまっていた。
いつも通りのストーキングっぷりに、うんざりした顔で私はため息を零す。
「どうも、ヒソカ君これで今月142回目の”奇遇”ね。私、あなたと同じで神は信じていないタチなんだけど、この時ばかりは神を信じてみようかしら。ぶん殴りたいからね、テメェ私に恨みでもあんのか言ってみろよって。あら、あなたを見る目に虫ケラなんて贅沢すぎるわゴキブリ以下よ。頭が高いわ。あなたのツボを？私が？ええ、そうよ日々研究って感じ、どうぶち抜いて殺そうかしらって毎秒考えてるわ。」
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鼻毛太郎(プロフ) - りささん» コメントありがとうございます！🙌これから読み始めるという段階でしょうか、長いシリーズですので暫くの暇潰しになって頂ければ幸いです😌ちなみに私は書いておきながら、覚えておりません！笑 そんな作者ですが、是非お付き合い頂けるとありがたいです！ (2月19日 23時) (
レス) id: 642d1e8526 (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - 私のところはかあさんのお腹の中から来るのよって言われました。生々しい、、、 (2月19日 23時) (レス) id: 53f4f6e8f1 (このIDを非表示/違反報告)
みな - 赤ちゃん、、私は親に聞いたら「ん？掃除機からぽんっ！！ってうまれたよ」って言われました。(うちの親おたまがおかしi(( (2020年12月1日 17時) (レス) id: f5cf3e679c (このIDを非表示/違反報告)
鼻毛太郎(プロフ) - ゆゆさん» よくお分かりで…！いつか気づく方が出てくるだろうなと心待ちにしていたのですが、ついに…思わず｢きた…！｣と言ってしまいました。お分かりの通りとても、、、好きです、、、 (2020年10月10日 23時) (レス) id: 2a028e4c13 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 主さんさてはジョジョ好きですね？ (2020年10月10日 20時) (レス) id: 861ee0d781 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鼻毛太郎
| 作成日時：2020年5月24日 15時
