48:疑い ページ3
カタさんから話を聞いた後、
鴨さんと局長に無理を承知でカタさんを解放してもらえるように頼んだ。
二人共渋々だったけれど、
今後私に危害を加えない、
そして、父の動きを情報として新撰組に渡す事を条件に解放してくれた。
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A(きっと…私が慕っていたカタさんに殺 させる事で…
私の心に深い傷を負わせるつもりだったのかな。)
カタさんを裏門から見送った後、
自室に戻ろうとした所で、ある隊士に声を掛けられた。
隊士1「Aさん…無事だったんですね。」
隊士2「そのまま戻ってこなけりゃ良かったのに…。」
隊士1「おい、やめろよ。筆頭副長に失礼だろ?」
二人はクスクスと笑いながら私を見ていた。
この二人は確か…最近入ったばかりの新人隊士だよね。
私の事、敵視してたはず。
A「言いたい事があるなら、さっさと本題に入ってくれる?」
隊士1「…相変わらず、上からって言うか…態度大きいですよね、女の癖に。
まぁいい。ところで…
アンタ、俺達新撰組の事を裏切ってんじゃないのか?」
A「…急に、何を言い出すの?」
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ひぃ(プロフ) - まひろさん» まひろ様、続編でもコメントをいただきありがとうございます!ゆっくり更新ですが、どうぞこれからもよろしくお願いします(^^) (2018年3月31日 16時) (レス) id: c6548cab11 (このIDを非表示/違反報告)
まひろ(プロフ) - 続編おめでとうございます!これからも更新頑張ってください。応援してます! (2018年2月28日 16時) (レス) id: c5d69d4540 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひぃ | 作成日時:2018年2月10日 17時