40:協力 ページ43
…今日、何度目かの衝撃が頭を駆け巡る。
両親が私を探しに京へ来ている。
そしてその両親が、変な組織に関わっている。
…いくら頭を働かせても、答えが浮かばない。
あの人達の前から、邪魔者の私は居なくなったのに。
どうして今更になって私を探しに来るのか。
一人で考え込んでいると、
高杉さんが声を上げた。
高杉「…後の一人は、先生だろうな。」
鴨「何故そう思う?」
高杉「…確証は無いが、
一度死 んだと呼ばれたあの人が生きていて、この京に居る。
他にも変な奴らが集まり始めた。
偶然とは言い難いだろう。」
確かに…偶然時期が重なっただけでは無いかもしれない。
高杉「…ただ、先生が本当にその組織に関わっているかはまだ分からない。
だから、俺は探りを入れる。」
鴨「なるほどな、お前の動きは分かった。
坂本はどうするんだ?」
龍馬「俺は…まぁ、半平太と以蔵の目的を調べるかな。」
鴨「…分かった。
それなら俺達は、藤堂とAの両親、だな。」
…ん?
なんだか、話の流れ的に…
A「…もしかして、四人で協力するという事?」
鴨「あぁ。俺達だけでも、坂本や高杉だけではいずれ行き詰まるだろうからな。
京を守る為には、今だけでも締結するしか無い。」
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まひろ(プロフ) - いえいえ!私もイケメン幕末大好きなので!!この小説にであってよかったと思ってます! (2018年1月23日 16時) (レス) id: f47c06bc73 (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - まひろさん» まひろ様、コメントありがとうございます(o^^o)そう言っていただけると嬉しいです! (2018年1月22日 23時) (レス) id: f35332ebbf (このIDを非表示/違反報告)
まひろ(プロフ) - すごく良い小説ですね!応援してます。 (2018年1月17日 18時) (レス) id: f47c06bc73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひぃ | 作成日時:2017年9月22日 0時