36:何故? ページ39
そこまで二人に話したところで、
ふと、一つの疑問が浮かんだ。
それは龍馬と高杉さんも同じだった様で…
先に声を上げたのは、龍馬だった。
龍馬「Aの話聞く限りだと、Aの父親も母親もお前の事を除け者扱いしてたみたいだけど、
何で今更探しに来てんだ?」
母があの日私を京に捨てた時から、私は確信していた。
ああ、結局は父も母も私が邪魔で、
二人で暮らしていきたかったんだな、と。
だからこそ、分からない。
邪魔者の私を探す理由が。
高杉「…龍馬。
お前、この前武市を見掛けたと言っていたな?」
龍馬「?ああ、言ったけど。」
A「武市って…半平太?」
そう尋ねると、龍馬は意外そうな顔をした。
龍馬「よく覚えてるな…一回しか会ってないだろ?」
A「まぁ…。」
あの本当か作り物か分からない笑顔が妙に頭から離れず、
それで彼の事を覚えていた。
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最終更新から一ヶ月以上空いてしまい、申し訳ございません(;_;)
これから少しずつですが、また更新していけるように頑張りますので、
今後とも宜しくお願い致しますm(_ _)m
また、下手ながら表紙も作成致しました。
無いとは思われますが、無断転載等はご遠慮下さい。
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まひろ(プロフ) - いえいえ!私もイケメン幕末大好きなので!!この小説にであってよかったと思ってます! (2018年1月23日 16時) (レス) id: f47c06bc73 (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - まひろさん» まひろ様、コメントありがとうございます(o^^o)そう言っていただけると嬉しいです! (2018年1月22日 23時) (レス) id: f35332ebbf (このIDを非表示/違反報告)
まひろ(プロフ) - すごく良い小説ですね!応援してます。 (2018年1月17日 18時) (レス) id: f47c06bc73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひぃ | 作成日時:2017年9月22日 0時