34:両親 ページ37
__翌日。
起床して昨日のように龍馬に包帯を変えてもらい、朝餉を済ませた後、
半刻程して高杉さんがやって来た。
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高杉「…もう寝てなくても大丈夫なのか?」
A「はい…介抱して下さって、ありがとうございました。」
と、お礼を告げると…
高杉さんは不敵に笑いながら、
高杉「敵同然の俺に礼とは…おかしな奴だな。」
と言った。
龍馬「高杉、人の事言えないだろ。」笑
高杉「…何が言いたい。」
龍馬「お前だって、敵同然のAを介抱してんじゃん。」
面白がるように口元に笑みを浮かべる龍馬をひと睨みして、
高杉さんは私に向き直った。
高杉「…あの日の話の続きをしてもいいか?」
真剣な表情に、こくり と喉を鳴らして、頷く。
高杉「お前の両親が…
お前を探しに京に来ているらしい。」
A「…え……?」
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まひろ(プロフ) - いえいえ!私もイケメン幕末大好きなので!!この小説にであってよかったと思ってます! (2018年1月23日 16時) (レス) id: f47c06bc73 (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - まひろさん» まひろ様、コメントありがとうございます(o^^o)そう言っていただけると嬉しいです! (2018年1月22日 23時) (レス) id: f35332ebbf (このIDを非表示/違反報告)
まひろ(プロフ) - すごく良い小説ですね!応援してます。 (2018年1月17日 18時) (レス) id: f47c06bc73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひぃ | 作成日時:2017年9月22日 0時