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27:動き出す運命 ページ30

〜〜〜注意〜〜〜

若干の流血表現がありますので、
苦手な方はご注意ください。

〜〜〜〜〜〜〜〜




酔っていつも以上に方向音痴を発揮していた局長に、


土方さんと私で肩を貸しながら何とか屯所に帰った翌日。


非番だった私は高杉さんに言われた通り、


一人で池田屋の裏口に来ていた。


A(時間までは言っていなかったし…早かったかな。)


そう考えていると、


高杉「…悪いな、待たせたか。」


程なくして高杉さんが姿を現した。


A「いえ、今来たところですので。


…それで、お話とは何でしょうか?」


高杉「あぁ、早速本題に入るが…





っ!?おい、避けろ!!」


突然高杉さんが私の後ろを見ながら叫んだ。


A「えっ…!?」


振り返る直前、


ザシュッ と、嫌な音がした。


自分の左腕を見ると、着物から赤い血が滲み出て…


ポタリポタリ と地面に落ちていた。


その瞬間、鋭い痛みが走り、


斬られたのは左腕だけでは無く、背中もだという事に気付く。


A「っ、あっ…」


意識が遠のく前に視界に見えたのは…


普段あまり表情を崩さない高杉さんが、


驚きながらも必死に私の身体を支えようとしている姿だった。

28:斬られた女剣士《斎藤side》→←26:筆頭局長と副長



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設定タグ:イケメン幕末 , 新撰組 , 土方歳三   
作品ジャンル:恋愛
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まひろ(プロフ) - いえいえ!私もイケメン幕末大好きなので!!この小説にであってよかったと思ってます! (2018年1月23日 16時) (レス) id: f47c06bc73 (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - まひろさん» まひろ様、コメントありがとうございます(o^^o)そう言っていただけると嬉しいです! (2018年1月22日 23時) (レス) id: f35332ebbf (このIDを非表示/違反報告)
まひろ(プロフ) - すごく良い小説ですね!応援してます。 (2018年1月17日 18時) (レス) id: f47c06bc73 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひぃ | 作成日時:2017年9月22日 0時

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