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さらに見た目も大幅に変わった。
あのニキビだらけの醜い顔はどこにもなく、肌も綺麗き潤った。
化粧品などのものは使われていない本物の肌には、まだ子供らしい産毛も見える。
美しくあいつの魅力を最大限に生かした正装は、不覚にもせよ。目を奪われる。
俺は幸い女は不足していないし、仮にもあいつの兄だ。
惚れはしない。
しかし俺でも目を奪われるから、舞踏会では多くの男が見惚れてしまうとわかる。
静かに夜の街灯の光に照らされた、目の前にすわるここ女は、確実に美しい。
あと数ヶ月で俺の通う『ドレッセル魔法高等学園』に入学してくるそうだ。
あそこは男性専門学校だが、なにかしらの事情で招待を偽装し、男装して通うと報告をうけた。
男装しても危ういのではと密かに心配を持つ。
Asaid
舞踏会につくと、大勢の貴族達が集まっていたが、コツンと足をならし堂々と入っていくと、音楽までもがとまし、皆が食い入るような目で美形な顔立ちこジャンバルと、その隣に佇む謎の令嬢。
そんな美しいペアの影響で、一気に視線が二人に注がれた。
ジャン「恥を欠かせるなよクソアマ。」
A「当たり前ですわ。
任せてもらってもよろしくてよ。」
国王のもとに挨拶をしにいき、丁寧な会話で終わらせる。
私は国王と同じテーブルにすわる王家の子孫である『アリマ』が気が気ではない。
じっとこちらを見てくるので変装が張れていないかヒヤヒヤしぱなしで、会話こ内容はおぼえていなかった。
ジャン「おいクソアマ。
終わったから一曲踊ってさっさと休憩するぞ。」
ここの世界で、舞踏会では必ず連れと一緒に一曲は踊らなくてはいけない。
私たちの華麗なステップは、また多くの人たちが見惚れ、見事今晩の主役をもらった。
A「ふう、いくら一曲とはいえ、結構踊りますわね。」
ジャン「そうだな。
だからダンスは嫌いだ。」
A「それよりお兄様。
なぜパートナーチェンジの時に、手をはなしてくれなかったのですか?」
ジャン「ふざけるな。
俺に下心ありありなアマと誰が踊るかよ。
一生ごめんだね。」
A「これだからお兄様には、婚約者がいないんですよ。」
ジャン「うるせえ。」
A「今日中に好みの人を探してあげますわよ?」
ジャン「調子にのるなクソアマ。」
?「あの、すいません。
Aのお兄様でしょうか?」
げげげ!
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ikaretausagi(プロフ) - 感謝はここでします!!なんか話を区切るといやだなーと思う人もいるのでここでコメント返しもしていきたいと思います。まずお気に入り登録者10人ありがとう!!そして2000hitごえ!!感謝感激! これからもこんな語彙力がない作品を愛読してください(^з^)-☆Chu!! (2019年2月18日 7時) (レス) id: 426a2a4472 (このIDを非表示/違反報告)
ikaretausagi(プロフ) - お久しぶりです皆様。なんかいきなりオリジナルストーリーが書きたくなってかいてみました!なんか更新ゆっくりなペースですがよろしく!!星やリクエストも募集中です!。 (2019年1月16日 7時) (レス) id: 426a2a4472 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ikaretausagi | 作成日時:2019年1月12日 16時