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シン「おーい！ レンー！！」
一瞬誰のことか分からなかったが、偽装の自分の名前だと思い出し、スラム街のカウンターに出た。
A「シンなんか用？」
シンは店内の休憩室に座り、シュウと見覚えのある布を巻いた男が座っていた。
A「･･･フクロウさんですか？」
フ「へえ〜。 やっぱりこの布目立つ？」
A「はいとっても。」
シン「なんだ知り合いか？」
A「ううん。 初対面だよ。」
フ「こいつがシュガードルチェのオーナーか･･･まだまだお子様だな。」
A「失礼な！」
でもまあしょうがないか。
だってフクロウとシンは同年代の20歳。
この世界の私では約８歳ほど離れている。
A「それで？ 要件はなんだよ。」
シン「ああ！ 実はこのフクロウはスラム街出身でな。 少しずつスラム街を復興させているから礼をさせてくれって頼まれたんだよ。」
フ「この件はありがとうな。
まだお子様なのは驚いたが、俺の街を救ってくれたのは事実。
感謝しきれない。」
いつも軽い雰囲気ではなく、心から真っ直ぐと人の目を見て話しているフクロウは珍しく、呆気にとられてしまう。
A「･･･見た目に反して意外と真面目何ですねｗ」
フ「意外は余計だ。
それで君の名前は？」
A「レンです。」
フ「名字が無いのか･･･ふーん？」
ニヤリと不適な笑みを浮かべてくる。
A「な、何ですか？」
フ「いや別に？ 何でもないよ？
それじゃあ俺、もう出るわ。
一応指名手配者だから神聖部隊がきたらたまったもんじゃないしね。」
シン「おう。 気をつけろよ。」
A「行ってらっしゃい。」
フ「あ、あとレン。」
A「はい？」
フ「ドルチェ、おいしかったぜ。」
A「ありがとうございます。」
フクロウは風が吹いたかと思えば、姿はもうそこには無かった。
A「不思議な人だな･･･。」
シン「あいつは昔っからそうだ。
いつも何を考えているのかさっぱりわかんねー。
でも自分で何もかも抱えちまうクセがあるからな･･･いつかあいつを理解してくれる女ができればいいのにな。」
A「そうだね。
好きな人がいれば、色々と変わるって言うからね。」
シン「ちなみにお前はいんのか？」
A「さあ？ どうかな？」
シン「なんだよそれ。
お前が女だったらな･･･。」
シンはボソッと呟くが、ドルチェ店の明るい賑わいにかき消された。
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ikaretausagi(プロフ) - 感謝はここでします！！なんか話を区切るといやだなーと思う人もいるのでここでコメント返しもしていきたいと思います。まずお気に入り登録者１０人ありがとう！！そして2000hitごえ！！感謝感激！ これからもこんな語彙力がない作品を愛読してください(^з^)-☆Chu!! (2019年2月18日 7時) (
レス) id: 426a2a4472 (このIDを非表示/違反報告)
ikaretausagi(プロフ) - お久しぶりです皆様。なんかいきなりオリジナルストーリーが書きたくなってかいてみました！なんか更新ゆっくりなペースですがよろしく！！星やリクエストも募集中です！。 (2019年1月16日 7時) (レス) id: 426a2a4472 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ikaretausagi | 作成日時：2019年1月12日 16時
