＝３２滴＝ ページ32
「お家のカギにつけて？ね、雄也くん。」
「ああ、ありがとな。早速付けてみるわ。」
俺はベッドに放り出してた
さっき脱いだデニムのポッケに手を入れ
鍵を取り出しながら・・あっ。そーだ・・と思い出す。
ネックレス＿＿＿＿＿＿＿。
取り出した鍵に、キーホルダーを付けながら
・・・ある意味、ネックレスを買っていて
慧を１人にして・・不安にさせて
泣かせたんだよな・・・。でもな＿＿＿＿。
「ほら、慧。キーホルダー付けたぞ。
可愛いな・・。雫がユラユラ揺れて・・
綺麗だ＿＿＿＿。」
「んふふ〜、よかったっ。」
俺は、ふぅっと息を吐いてから
俺の前に立ってる慧を見つめ
「慧、今日は本当に・・居るつったのに
待ってなくて・・ごめんなっ。」
「んーん。あたしこそ・・
泣いちゃって・・迷惑かけてしまったから・・。」
「慧・・迷惑なんて思ってないよ。」
「ん・・でも・・。」
「慧、その実はさ・・。」
俺はデニムのポッケから箱を出して
ガサリと開けて中を取り出し
俺はネックレスをユラユラ揺らしながら
「これ・・。実はさ・・これをトイレの前に
あった店で、買ってたんだ。」
慧の綺麗な真っ白な手の平に
ネックレスをのせて
「・・で、待ってるって言った場所・・
離れちゃって。・・言い訳してるみてーだし、
泣かせちゃった原因でもあるからさ・・
渡すの止めようかと思ったんだ・・。
でも・・やっぱり似合うだろうな。
つけてる・・慧、見てーなって思っちゃってさ。」
「ゆぅや・くん・・？」
「ごめんな・・勝手で。」
「・・ねっくれ・す・・？」
「ああ。」
「あたし・に・・？」
「そうだよ。ほら、ネックレスにも
青い雫が付いてるんだ・・。
キーホルダーとお揃いだろ？
それもあってさ・・見せたくて。」
「雄也くん・・。」
「ほら、慧ここ座って後ろ向いて
つけてやんからさ＿＿＿。」
「ん。」
慧は伏し目がちに俯いて
静かに後ろを向いて、俺の隣に座った。
俺は、スッと慧の背中に近付いて
白く長い細い首に、
シャラリとネックレスをつけた＿＿＿＿。
「どー、慧？」
慧はゆっくり、俺の方に向いて
ネックレスに付いている雫と同じ形の涙を
ポロポロと零して
ネックレスをシャラリと細い指で持ち上げ
じっと見つめながら
「きれぃぃ・・とっても・・。」
「良かった・・。
やっぱ、似合うな、思った通りだ。」
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あひる☆(プロフ) - あなちゃんさん» 体育祭、お疲れ様でしたぁぁぁ〜〜！！なに、なに、なんの競技に出たの？？足早い？おべんとー美味しかった？ (2017年10月9日 11時) (
レス) id: 5fe78a7341 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - あさん» あさん、本当にここまで来て下すってコメントも書いて下すって・・ありがとうございます！！あひる☆でした！！長文でごめんなさい。 (2017年10月9日 11時) (レス) id: 5fe78a7341 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - あさん» そうですよねぇ〜。夢小説書けばいいんですよねぇ。でも！！伊野尾さんで書いてしまってます、何なら他のお話しで山田さんも高木さんも原型留めてないんです〜。うふふ。あ！メロメロな設定って分かって下すって嬉しい。 (2017年10月9日 11時) (レス) id: 5fe78a7341 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - あさん» そして、あさん、原型を留めてないのは、仰る通りです。だって、あひる☆思ってる伊野尾さんですので。ハッキリ言って、見た目大好き。だから書いてます。うふふ(´艸｀*)もう、あさんも、なんだかんだ言って読んで下すってるので、愛感じてます。ぁぃ(｡･ω･｡)ﾉ (2017年10月9日 10時) (レス) id: 5fe78a7341 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - あさん» あさんっ！４コメントもありがとうございます！！厳しいご意見真摯に受け止めまして、精進していきます！！と、言いながら・・たぶんまた、この様な伊野尾さんを書いてしますと思います。すみません。つづく。 (2017年10月9日 10時) (レス) id: 5fe78a7341 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あひる☆
| 作成日時：2017年9月27日 11時
