＝３１滴＝ ページ31
「いや、ちげーだろ。
俺が無理矢理見た訳じゃねーし・・。」
「ちがうもんっ。
見なくてもいーとこだもんっ。」
「つーか、見えちまったんだから
しょーがねぇーだろっ。・・かわいいーブラ。
薄ピンクのーリボンのついたヤツな。」
「や、やだっ。雄也くんの、ばかぁっ。
そ、そんなにしっかり見たの？」
「ああ、見た。
んで、ぜってぇーＥだろ？いー。」
「もぅっ。ちがうー。もぅ、もぅっ。」
真っ赤な顔して、俺をポカポカと叩く慧に
俺は、慧の手をパシッと掴んで
「ふふ。ごめんって、
からかって悪かったよ。けーい。」
「むぅ―――。」
俺は、上に着てた白いパーカーを脱ぎながら
「その服可愛いけど、ラフすぎんな。
ほら、な。このパーカー着てろよ。な？」
「・・ん。わかったぁ。」
慧は素直に、俺のパーカーを受け取って
もそもそと着て
「ん〜。ちょっと、おっきぃけど
このパーカー可愛いねぇー。」
「そーか？
気に入ったんなら、やるよ、それ。」
「え〜いーの？んふふ〜、うれしぃー。
んと、じゃあ、このパーカー、雄也くんと〜
こーかんこで、着る。」
「交換こ？？」
「そーぅ。・・だって、じぶんだけで着ちゃったら
雄也くんの香り・・消えちゃうでしょぅ？だからっ。」
そう言って無邪気にニコニコ笑うんだ・・慧は。
く〜〜〜。何処までもかわいーヤツだな。
かーわいさ続くよ・・どーこまでも〜〜。
はぁ・・・。
「んで、慧。俺の部屋に来た用事は・・
今日ありがとーと、ご自慢に胸見せに？」
「もぅっ。またそーやってぇ。
雄也くんっ。」
俺はクスクス笑いながら
「うそうそ。なーに、慧。」
「・・あのね、今日はホントに
ありがとーと、ごちそうさまでした。
んっと・・雄也くんに〜お礼って程じゃ
ないけど・・これ。もらってっ。」
って、慧が小さな袋を手渡した。
「あ・・さんきゅう・・。」
「あのね・・革のキーホルダーなの。」
俺は、袋からガサッと出して
手で摘まんでキーホルダーを揺らした。
革製のキャメル色の、広げた傘の形をした
可愛らしいキーホルダー。
傘と一緒にユラユラ揺れる
青色の石の雫がついている。
「かわいーな・・慧らしー。」
「んっと、男の人に・・何あげたらいいのか
わかんなくってね。・・そのぉ・・あたしも
おそろいで買ったの。だから・・だからね
お家のカギにつけて？ね、雄也くん。」
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あひる☆(プロフ) - あなちゃんさん» 体育祭、お疲れ様でしたぁぁぁ〜〜！！なに、なに、なんの競技に出たの？？足早い？おべんとー美味しかった？ (2017年10月9日 11時) (
レス) id: 5fe78a7341 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - あさん» あさん、本当にここまで来て下すってコメントも書いて下すって・・ありがとうございます！！あひる☆でした！！長文でごめんなさい。 (2017年10月9日 11時) (レス) id: 5fe78a7341 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - あさん» そうですよねぇ〜。夢小説書けばいいんですよねぇ。でも！！伊野尾さんで書いてしまってます、何なら他のお話しで山田さんも高木さんも原型留めてないんです〜。うふふ。あ！メロメロな設定って分かって下すって嬉しい。 (2017年10月9日 11時) (レス) id: 5fe78a7341 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - あさん» そして、あさん、原型を留めてないのは、仰る通りです。だって、あひる☆思ってる伊野尾さんですので。ハッキリ言って、見た目大好き。だから書いてます。うふふ(´艸｀*)もう、あさんも、なんだかんだ言って読んで下すってるので、愛感じてます。ぁぃ(｡･ω･｡)ﾉ (2017年10月9日 10時) (レス) id: 5fe78a7341 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - あさん» あさんっ！４コメントもありがとうございます！！厳しいご意見真摯に受け止めまして、精進していきます！！と、言いながら・・たぶんまた、この様な伊野尾さんを書いてしますと思います。すみません。つづく。 (2017年10月9日 10時) (レス) id: 5fe78a7341 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あひる☆
| 作成日時：2017年9月27日 11時
