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=29滴= ページ29

「なぁ、涼介・・悪かったな。
 ちょい遅くなって・・。」


「別に、知念先輩来てくれたし、へーき。」


「あっ。あの知念が、しょうが焼きが好きで__。」


「あ〜、聞いた、聞いた。
 来て、すぐに熱く語ってた。」



「へぇ〜〜、そうか。」

「ああ。・・自分で言うのも何だけどさ・・。」

「何だよ、涼介。」

「あの学校で・・
 俺の事知らない奴っていんだな。」

「くくっ。
 驕ってやがんな、お前っ。」


「うるせーなっ。・・まぁさ。
 話し易くていいよな。あーゆう人はさ。
 キャピキャピうるさくねぇーし。」


「ん〜、まぁ、そうだな。
 落ち着いてんかんな、見た目は
 小リスちゃんみてーだけど。
 俺のクラスの学級委員なんだぜ。
 しっかりして、まじめ。」


「・・兄貴、小リスちゃんってキモいな。」


「うっせーなっ。
 んで、何か手伝う??」


「いや、別にへーき。
 パイセンが手伝ってくれたから、もー終わるし
 あとは、皆来てから、肉焼くだけ。」


「なんだ〜。じゃあ、そんな急がなくても
 よかったな・・。な、慧。」



慧は、楽しそうに今日あった事を

知念に話している。

「なーに、雄也くん。」



「もう、手伝う事ねーって。」


「えぇっ、そーなの?・・そっかぁ〜。
 侑李ちゃん、涼介君ごめんねぇ〜。
 お手伝いできなくって・・。」


「んーん、慧ちゃん、
 私がしたくて来たんだから。」


「んふふ〜。ありがと〜、侑李ちゃん。
 涼介君もありがとっ。」


「いーえ、慧ちゃん。」

って、涼介が見たコトもない

キラキラ笑顔で慧に、笑ってやがる・・。




俺は、邪魔をする様に

涼介の前に立って、慧の荷物を持ち

「慧、2階に荷物置いてこよーぜ。
 あと、そのワンピース、皺になんぞ。」



「あっ、そーだ。ママにしかられちゃうっ。
 動きやすい部屋着に着替えよーっと。」


慧は、リビングのドアの前で知念に

「侑李ちゃん、ごめんね。
 ちょっと、2階行ってくるね。」



「いいよ〜。私は涼介くんにもっと詳しく
 しょうが焼きについて学びたいからっ。」

そう言って、知念が気合を入れて

キッチンに戻って、メモを取り出し

涼介に聞いて、フムフムとメモってる。



慧はその光景を見て

「侑李ちゃん、しんけんだなぁ〜〜。」

だって・・・。




俺は、2人を見て思ったのは・・

“お似合い〜〜。”だけどな。



慧って、恋に疎い?

可愛いな・・慧____。

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あひる☆(プロフ) - あなちゃんさん» 体育祭、お疲れ様でしたぁぁぁ〜〜!!なに、なに、なんの競技に出たの??足早い?おべんとー美味しかった? (2017年10月9日 11時) (レス) id: 5fe78a7341 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - あさん» あさん、本当にここまで来て下すってコメントも書いて下すって・・ありがとうございます!!あひる☆でした!!長文でごめんなさい。 (2017年10月9日 11時) (レス) id: 5fe78a7341 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - あさん» そうですよねぇ〜。夢小説書けばいいんですよねぇ。でも!!伊野尾さんで書いてしまってます、何なら他のお話しで山田さんも高木さんも原型留めてないんです〜。うふふ。あ!メロメロな設定って分かって下すって嬉しい。 (2017年10月9日 11時) (レス) id: 5fe78a7341 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - あさん» そして、あさん、原型を留めてないのは、仰る通りです。だって、あひる☆思ってる伊野尾さんですので。ハッキリ言って、見た目大好き。だから書いてます。うふふ(´艸`*)もう、あさんも、なんだかんだ言って読んで下すってるので、愛感じてます。ぁぃ(。・ω・。)ノ (2017年10月9日 10時) (レス) id: 5fe78a7341 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - あさん» あさんっ!4コメントもありがとうございます!!厳しいご意見真摯に受け止めまして、精進していきます!!と、言いながら・・たぶんまた、この様な伊野尾さんを書いてしますと思います。すみません。つづく。 (2017年10月9日 10時) (レス) id: 5fe78a7341 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あひる☆ | 作成日時:2017年9月27日 11時

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