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涼「ただいまー」
玄関から、涼介くんの声が聞こえた。
その声を聞いて、子供たちが待ちわびていたかのように玄関に走り出す。
涼「ただいま、二人とも」
里香「おかえり、パパ!」
大地「おかえりー!」
あ「お帰りなさい」
涼「ただいま。めっちゃ良い匂いするー」
あ「肉じゃが作るって言ったでしょ」
涼「うん、ありがと」
結衣「ぱーぱー」
涼「よしよし、ただいま結衣」
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ご飯を食べ終わり、子供たちが涼介くんとテレビを見ている。
私は、洗い物をしていた。
涼「Aちゃん」
テレビを見ていた涼介くんが隣に来た。
涼「肉じゃが、美味かった」
あ「ふふ、それは良かったです」
きゅっと蛇口の水を止めると、涼介くんが腕を引いてきた。
私の体は涼介くんに包まれ、彼の腕が私の背中に回った。
涼「1週間、毎日電話してたのに…それじゃ物足りなかった」
あ「うん、私も…早く会いたいって思ってた」
涼「電話じゃなく…直接声が聞きたかった」
涼介くんは私の頬に触れると、軽く唇を重ねてきた。
あ「子供に見られたら…」
涼「テレビ見てるし、いいでしょ。親がラブラブって事で」
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作者名:苺チョコ | 作成日時:2015年2月9日 23時