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大地「ママ、おいしい!」



あ「そっか。また明日、あの子にもう一回お礼言うんだよ?」



大地「うん!」









確かに大地って、幼稚園児にしては端整な顔立ちをしていると思う。







白い頬とか、綺麗な瞳とか、ふわふわした癖毛とか…


それは、間違いなく……








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涼「ただいまー」







彼の、…涼介くんの良いところを、そっくりそのまま受け継いだのかもしれない。







涼「そうだ大地、日曜日休みだし…一緒に遊ぶか?」



大地「うん!パパとサッカーしたい!」



涼「お、いいなそれ!」








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涼「何、この可愛い包み」






夜、子供たちが寝静まった後に、涼介くんがリビングに来た。



そして、テーブルに置かれていたクッキーの包みを手に取った。






あ「ああ、それね。大地が幼稚園の女の子からもらったみたい」



涼「女の子から?……アイツ、モテるんだな」




あ「うん、涼介くんに似たんだよ」


涼「え、俺に?」



あ「だって結構、人気者なんだもん。大地」

○6、Ryosuke→←●4 DNA



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作者名:苺チョコ | 作成日時:2015年2月9日 23時

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