どちらさま - *1 ページ2
･･霊幻･･
「師匠、人いませんか？あそこ」
「は？どこだよ…悪霊じゃなくて？」
モブの示す方向には、よく見えないが 確かに人がいた。
俺に見えるって事は、おそらく人間だろう。
「あいつは 俺達を操っていた 悪霊を倒した女だ！」
「悪霊を倒したって…！ モブ、ちょっと来い！」
「えっ…」
モブ以外の超能力者…。金の匂いがする！
少し奥に進むと、そこには 学生のような背格好の女が居た。
「あの…」
「…！？あっ、えっと…人…？ですよね」
モブがその女に声をかけると、意識が無かったかのように驚きながら、変なことを訊いてきた。
おそらく、あまり霊とかを見たことない人なんだろう。生まれながらの力…ってわけじゃないのか？それとも、力を使うには何か特別な条件が…
バイトに使えるかと思ったが、意外とアタリなようだ。
声を聞くに、高校生あたり…そこらのおっさんが好きそうな、清純そうで可愛いタイプだ。
コイツを使えば…
「師匠。この子、一緒に連れて帰っていいですか？」
「あぁ、勿論いいぞ…って本人が許す訳…」
「迷惑じゃなければ、少し、よろしくお願いします」
*
それから 総長 の霊を 成仏させた。
たまに揺れる バスの車内で、モブは彼女と話していた。
聞くに彼女はJKで、部活の後輩と 肝試しに来たのだという。
名前は A A というらしい。
「モブくん 調味市住みなんだ、偶然！ 私もなの」
「そこで師匠がやっている相談所のバイトをしてるんです。それでこのトンネルに。」
「へえ、中学生なのに バイトなんて偉いね。私もバイトやろっかな〜…」
チャンス！！今のうちにあくまでも 自然に バイトに雇って…
「おい、A ウチで…」
「着きましたね。」
「助けていただいた上に、付き添っていただいてありがとうございました。モブくんと、えっと、霊幻…さん」
「おう！」
…タイミング。
.
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ぼうﾆﾝ(プロフ) - KiYOさん» わああああコメありがとうございます！！笑 頑張ります！！ありがとうございます！！ (2017年3月20日 17時) (
レス) id: d10236faf5 (このIDを非表示/違反報告)
KiYO(プロフ) - ああああああああ霊幻さあああああん！！！！！更新頑張ってください！！！！！応援してます！！！！！ (2017年2月28日 11時) (レス) id: 0d983d07ca (このIDを非表示/違反報告)
ぼうﾆﾝ(プロフ) - akutaさん» 叫んでいただける程ご満足いただけて嬉しいです笑 ありがとうございます！ (2017年1月7日 9時) (レス) id: 4701fd23bf (このIDを非表示/違反報告)
akuta(プロフ) - きたああ！読んでる途中で小さく叫んじゃいましたwもうドッキドキです(色んな意味で 次も期待してます！ (2017年1月5日 0時) (レス) id: c12558d1c1 (このIDを非表示/違反報告)
ぼうﾆﾝ(プロフ) - akutaさん» コメありです！私かよってくらい同意見です笑わわ、同士さんだやった笑これからふたりを頑張らせてもたくさんすれ違わせますので！笑 (2016年10月15日 12時) (レス) id: 4701fd23bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼうﾆﾝ x他1人 | 作成日時：2016年8月5日 11時
