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Genta
やっぱりだめかー。怠いもんなー。そう思いながら話を聞いていた。なんかいつもより如恵留先生フワフワしてない？そう思いながら、俺の脚をつついてる如恵留先生を見てたら、急にグラって傾いて、しゃがみ込んじゃった。
「え！？如恵留先生！？」
びっくりして飛び起きて、心臓がバクバク言ってたけどそんなの気にしてられなくて、自分の枕元にあるナースコールを連打した。
「ねえ！早くきてよ！！」
『元太？どうした？』
「しーくん先生！大変！如恵留先生が！」
言いたいことだけ言って、蹲る如恵留先生に駆け寄る。
「ねえ！如恵留先生！しっかりしてよ！」
叫んでいるとすぐにしーくん先生と看護師さんたちがきて、看護師さんが如恵留先生を連れて行った。
「元太、落ち着いて。大丈夫だから、びっくりさせてごめんね」
そう言われたけど、心配で、びっくりして、でも大丈夫って言われたらちょっと安心して、なんだかよく分からない。
「大丈夫だから、落ち着いて」
なんか声は聞こえるけどよくわかんなくて、気づいたらもう、自分の心臓の音しか聞こえなくなった。
・・・
Shizuya
如恵留のことが心配だけど、やることは永遠にあって、ナースステーションで仕事をこなしていると、コールがかかった。
「元太くん、どうしたの？」
看護師が対応している相手が元太だと分かって気になった。元太のところには、如恵留が行っているはずだ。それで、ナースコールがかかってくるのは異常事態。
「元太、どうした？」
受話器に近づくと、殆どパニック状態の元太の声がする。
『如恵留先生が！』
その声を受けて、如恵留のことをよく知っている看護師に声をかけて、元太の病室に走る。案の定如恵留は、真っ白な顔でしゃがみ込んでいた。
「如恵留はとりあえず休憩室のソファーに運んでください。貧血だと思う。こっち落ち着いたらすぐに行きます」
そう言って如恵留を運び出してもらい、混乱している元太に向き合う。
「元太、苦しくなっちゃうから、落ち着こう」
そう言っても元太の耳にはなかなか届かない。
「元太、元太」
結局発作を起こしてしまい、薬で落ち着かせることはできたが、かなりサチュレーションが下がってしまった。
「酸素2lで。モニターも注意してください。元からそんなに調子良くなかったみたいなので」
落ち着いてよかった。何があったら取り返しのつかないことになっていた。ふぅっと小さく息を吐いて、如恵留の元に向かった。
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イカ(プロフ) - かおりさん» リクエストありがとうございます。少し時間を頂いてしまうかもしれませんが、考えてみます！ (2023年1月13日 18時) (
レス) id: bba6564774 (このIDを非表示/違反報告)
かおり - すみません付け足しで、リアル設定でお願いします！ (2023年1月13日 11時) (レス) id: b38a957dc4 (このIDを非表示/違反報告)
かおり - リクエストなのですが、のえんちゅで、のえるくんが精神的に落ちていてひとりでいるときに、海人くんが気付いて助けてあげるお話をお願いします！ (2023年1月13日 11時) (レス) id: b38a957dc4 (このIDを非表示/違反報告)
イカ(プロフ) - ユルピころんさん» 感想ありがとうございます。遅くなってしまって、申し訳ありません！ (2022年8月1日 22時) (レス) id: bba6564774 (このIDを非表示/違反報告)
ユルピころん - イカさん» お話見ました！如恵留くんが頑張っているところやしめちゃんの医者で頑張っているところがカッコよかったです！またリクエスト送りますね〜！ (2022年8月1日 10時) (レス) id: 05904f8bd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イカ | 作成日時：2022年6月18日 10時
